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    スパイアクションシリーズの記念すべき第1作目!

    日本公開日:1996年07月13日
    監督:ブライアン・デ・パルマ 制作会社/配給:パラマウント映画

    ミッション:インポッシブル
    出典:パラマウント・ピクチャーズ 『ミッション:インポッシブル』シリーズ Blu-ray&DVD公式サイト (https://paramount.jp/mi-dvd/index.html)

    テレビドラマシリーズ『スパイ大作戦』の続編としてトム・クルーズ主演で映画化された1作目です。
    この作品から、イーサン・ハントCIAの諜報組織IMF(インポッシブル・ミッション・フォース)の世界を股にかける活躍が始まりました。

    シリーズお馴染みとなるミッションの通達方法も、1作目では時代を感じさせる方法が使用されています👴
    ちなみに、本作では機内映画のカセットテープでミッション内容が通達されます🎥


    あらすじとコメント

    本作は、IMFメンバーがホテルの1室の様な部屋で、ある男を尋問しているシーンから始まります。
    尋問の末、ディミトリーというスパイの名前を聞き出し、乾杯をして尋問は終了。
     💬正直、唐突に始まるこのシーンの意味がよくわからないんですよね…
     この尋問についての説明も最後までないので🤔

    IMFのベテラン工作員であるジム・フェルプス(ジョン・ヴォイト)は飛行機の中で機内映画を勧められ、そこで今回のミッション内容を通達される。
    ミッションの内容は、『大使館職員のアレクサンドル・ゴリツィンがアメリカ大使館に保存されているCIAの非公式工作員の「ノック(NOC)リスト」を盗み出した後、取引現場まで尾行しゴリツィンとバイヤーを一緒に逮捕する』というものだった。

    ミッション内容の通達後は、シリーズお馴染みのセリフとなる「君もしくは君のメンバーが捕えられ、或いは殺されても当局は一切関知しない。尚、このテープは自動的に消滅する。」のセリフが流れ、煙と共にメッセージが消滅。
     💬この当時は機内は禁煙じゃなかったので、煙が出ても怪しまれなかったみたいですね🤔

    隠れ家ではジム、イーサン、クレア(ジムの妻)、ジャック、サラ、ハンナが作戦のミーティングを行っていた。
    ジムは隠れ家からチームへ指示を出し、イーサンが現場のリーダーとして作戦にあたり、「不測の事態により、作戦を中止せざるを得ない場合には各自で隠れ家に集合する」という計画の元、作戦が実行される。
     💬クレア(エマニュエル・ベアール)とジムはかなり年の差夫婦って感じです👴👩

    アメリカ大使館の外ではクレアが車に乗って待機、大使館の中ではジャックがエレベーターの制御、サラが追跡用のスプレーをゴリツィンの後頭部へ噴きかけ、ハンナが上階からゴリツィンの動向を監視。
    変装したイーサンはサラと共にゴリツィンがノックリストを盗む場面を録画する。
     💬ここでは後頭部にスプレーを複数回ぶっかけられているので、普通なら気付くと思いますが😦

    ゴリツィンがノックリストを手に入れた後、イーサンとサラがゴリツィンを監視しつつ追跡を開始。
    するとジャックがエレベーターの制御ができなくなり、暴走したエレベーターに潰されてジャックは死亡してしまう。
     💬ジャックの死亡シーンは子供の頃は衝撃を受けました😧

    ジムが現場へ急行するが、他のメンバーも次々と死亡し、ジムは作戦の中止を宣言するが謎の追っ手によって殺されてしまう。
    そしてゴリツィンも何者かに殺され、ノックリストを奪われてしまう。
    最終的にはイーサン一人が生き残り、上官であるキトリッジに電話ボックスで状況を報告すると「1時間後に会おう。」と言われる。

    キトリッジとの待ち合わせ場所に行くと、「IMFの中に武器商人のマックスに情報を流しているヨブという暗号名の裏切者がいる。今回の作戦は偽物で、その裏切り者を見つけるためにゴリツィンに偽物のノックリストを盗ませた。」と言う事実を知らされ、唯一生き残ったイーサンが裏切者として扱われてしまう。
    キトリッジがイーサンを連行しようとするも、イーサンはポケットに入っていたガム型爆弾を使って何とか逃走する。
     💬キトリッジとの待ち合わせ場所がデッカイ水槽みたいなレストランでキレイです
     💬キトリッジの「悪魔と握手するのは自由だが、地獄へ行ってからやれ!」ってセリフが地味に好き😎

    隠れ家に戻ったイーサンは、ヨブが接触していたマックスの情報を調べ、マックスへ接触しようと試みる。
    そこへ、死んだと思っていたメンバーの一人であるクレアが隠れ家に現れ、ジムの敵討ちのためにイーサンと行動を共にすることを決意する。

    マックスと接触することに成功したイーサンは、マックスがヨブから買ったノックリストが偽物であることを教え、「本物のノックリストを手に入れる代わりに、受け渡し場所にヨブを連れてくる。」という条件でマックスと契約を交わす。

    本物のノックリストを手に入れるために、イーサンはかつてIMFを追放された人間の中からメンバー集めを始める。
    選ばれたメンバーはクリーガー(ジャン・レノ)とルーサー(ヴィング・レイムス)で、ルーサーはNATOのシステムを破るほどのハッキングスキルの持ち主。
     💬イーサンがルーサーに対して「あだ名は何だ?ネット破りか?割り込みマンか?」って聞くところがお気に入り!
     💬誰か『割り込みマン』ってヒーロー映画を作ってくれ!

    ノックリストはラングレー(CIA本部)に保管されているため、厳重な警備システムに守られている。
    その警備システムは担当分析官が退室中に作動し、【室温が上がる】【音を立てる】【床に圧力が加わる】のどれか1つでも条件を満たしてしまうと警報が鳴る仕組みになっていた。

    ノックリストを盗み出す作戦は、『ルーサーがCIAのシステムをハッキングして火災報知機を作動させ、消防隊員に扮したメンバーをCIA内部に侵入させる。
    侵入後、クレアはノックリストが保管されている部屋の担当分析官を足止めする。
    イーサンとクリーガーがエアコンのダクトから侵入し、分析官が部屋に戻ってくるまでにノックリストを回収する』というもの。

    そして、ここでミッション:インポッシブルの代名詞ともいえる『宙吊り』のシーンがやってきます!

    厳重な警備システムに包囲されている中で、イーサンは本物のノックリストをディスクにコピーして手に入れる。
    イーサンは天井に引き上げられ、クリーガーにノックリストのディスクを渡すが、その時にクリーガーが持っていたナイフを落としてしまう。
    音を立ててはいけない状況の中でナイフが落下していき、ナイフが分析官のテーブルに刺さる瞬間、分析官が部屋に戻ってきたことで警備システムが解除され、警報が鳴らずに済んだ。
     💬この時の担当分析官は、罰としてアラスカのレーダー基地に異動させられます😂

    無事に隠れ家に戻った後、クリーガーは「自分(クリーガー)がディスクを持っているので、イーサンさんよりも優位な立場にいる」と主張する。
    そこでイーサンは華麗な手品を披露し、「クリーガーに渡したのは偽物のディスクで、本物は自分(イーサン)が持っている」と丸め込み、ハメられたクリーガーは怒って出て行ってしまう。
     💬イーサンがディスクでクリーガーのオデコをペチペチするのが好きです🤣

    その時、イーサンの家族が逮捕されたとニュースが流れる。
    キトリッジがイーサンを誘き出すために、家族を犯罪者に仕立て上げたのだ。

    その後イーサンは、敢えて自分の居場所を探知させるためにキトリッジに公衆電話で連絡し、終話後にふと隣の公衆電話の人物の顔を見る。
    すると、そこには死んだはずのジムがいたのだ。

    ジムは「今回の事件の黒幕はキトリッジで、自分は作戦中に襲われたが何とか生き延びた」と説明するが、イーサンはその話を聞きながら「キトリッジが探していた裏切者がジムであり、全てジムが仕組んだ罠だった。更にジムには協力者がいて、その協力者がクリーガーである」ということに気付く。
     💬仲間を殺した挙句、イーサンに濡れ衣を着せるなんてロクでもないオッサンだ😤
     💬IMFがブラック企業だったから裏切ったらしい…

    ジムの企みを察するも、うまく話を合わせたイーサンは、逆にジムを騙す事を思い付き、「本物のノックリストを手に入れたので、列車の中で武器商人のマックスと取引する」と伝える。

    キトリッジはイーサンがロンドン駅から出発する特急列車に乗ることを知り、ロンドン駅へ急行する。
    ※以下はその時のやり取り👇
     キトリッジ:「ロンドン駅までは?」
     部下:「25分ほどです。」
     キトリッジ:「10分で行け!」
     💬この時のキトリッジの無茶振りが、ブラック企業らしさを醸し出してます🤣

    イーサン、クレア、ルーサーは列車に乗り込み、マックスとの取引でノックリストのディスクを渡しつつも、中のデータをコピーさせないように計画する。
    イーサンは、マックスとの取引でノックリストのディスクと引き換えに報酬の在処とヨブの居場所を聞き出す。
    ルーサーは、マックスの部下がディスクからノックリストのデータをコピーできないよう、通信障害を起こして妨害する。

    そして、イーサンを追ってきたキトリッジも列車に乗車しており、イーサンと取引するであろうマックスを探し始める。

    イーサンは、金が荷物車にあるから取りに行くようクレアに指示を出し、クレアは荷物車に向かいつつジムに状況報告をする。
    なんとクレアもジムとグルで、ジムの指示でイーサンに協力していたのだ。
     💬イーサンを裏切りつつも、クレアにはちゃんと良心が残っているので憎めないです🤠

    しかし、クレアが状況報告した相手はジムに変装したイーサンであり、クレアが裏切っていることもイーサンには見破られていた。
    そこに本物のジムも現れてイーサンに銃を向け、金を渡すように言う。

    しかし、その様子がキトリッジにも送信されており、今回の黒幕がジムであったことがバレてしまう。
    そこでジムは自分をハメたイーサンに対し、「企みやがったな!」と言う。
     💬「ハメやがったな!」ならまだしも、「企みやがったな!」はレアな言い回しですよね🤔

    ジムは金を奪ってイーサンを殺そうとするが、イーサンを庇おうとしたクレアが銃弾を受けて死亡してしまう。
    その後、金を手にして列車の屋根に上ったジムはクリーガーが操縦するヘリに乗って脱出しようとしていた。
     💬ジムは自分の妻が死んでも全くお構いなしで、本当にクソ野郎って感じです😤

    何とかジムに追いついたイーサンは、ヘリのロープを列車に括り付けて逃げられないようにする。
    列車はやがてトンネルに入り、括りつけられたヘリもそのままトンネルに侵入する。
    ジムは括りつけられたロープを外し、ヘリのスキッド(足の部分)に掴まって脱出を図るが、イーサンもジムを追ってスキッドにしがみ付く。

    そして、ガム型爆弾を取り出してヘリのガラスに貼り付け、爆発する寸前で列車に飛び乗る。
    爆発によりジムとクリーガーは死亡し、間一髪でイーサンは助かった。
     💬爆発したヘリのプロペラが首に刺さりそうでちょっと怖い😧

    その後、キトリッジが列車内でマックスを発見し拘束する。

    イーサンと家族の疑いは晴れ、ルーサーもVIP待遇で組織に復帰することになった。
    ルーサーはイーサンに対して「一緒にやろう」と誘うが、イーサンは「これで最後だ」と笑顔で別れを告げる。

    帰りの飛行機の中で、イーサンは機内映画を勧められる…
     💬この流れは完全に次のミッションの通達ですよね😎


    おまけコーナー

    💬ジム役のジョン・ヴォイトはアンジェリーナ・ジョリーのお父さんですね🤠

    💬キトリッジはシリーズ第7作目の『デッドレコニング PART ONE』にも登場しています👴

    💬マックスはシリーズ第6作目の『フォールアウト』以降に登場するホワイト・ウィドウことアラナのお母さんらしいです🧐

    💬マックスの手下の長身長髪の男は、シリーズ第4作目『ゴースト・プロトコル』でもドバイの武器商人の手下として出演しています😎

    💬イーサンがクリーガーの前で手品を披露しますが、シリーズ第7作目の『デッドレコニング PART ONE』では更に華麗な手品を披露してくれます🤠


  • トランスフォーマー/ビースト覚醒

    トランスフォーマー実写映画シリーズの第7作目!

    日本公開日:2023年08月04日 鑑賞日:2023年08月06日
    制作会社:スカイダンス・メディア 配給:パラマウント映画

    トランスフォーマー_ビースト覚醒
    出典:X『トランスフォーマー』公式 (https://twitter.com/tf_autobot)

    タカラトミー・ハズブロ』のアニメ・玩具の実写版として人気のあるシリーズですが、実は筆者は『ロストエイジ』しか観たことがないというトーシロです😂

    しかしながら、今回は吹替版を鑑賞する機会があったので紹介します!
    前作の主役であるバンブルビーも登場しますよ🏎


    あらすじとコメント

    本作は、あらゆる惑星を捕食する悪のトランスフォーマーユニクロン』が、時空間を自由に行き来することができる『トランスワープキー』を求め、動物型トランスフォーマーの部隊マクシマル』の惑星を襲うところから始まる。

    ユニクロンは忠実で強力な部下である『スカージ』を使い、マクシマルからトランスワープキーを奪い取ろうとする。

    トランスフォーマー『エイプリンク(ゴリラ型)』が囮になり、マクシマルがトランスワープキーを持って脱出するための時間稼ぎをする。
     💬ゴリラの声優が大塚明夫でした🤠

    エイプリンクはスカージに倒されてしまうが、マクシマルが無事に脱出したことでトランスワープキーを守ることができた。
    それにより、トランスワープキーの入手に失敗したユニクロンは何千年もの間、時空の狭間に閉じ込められてしまう。
     💬ここで大塚明夫の出番が終了します😦

    そして舞台は現代の地球に移り、電子機器の扱いが得意で元陸軍のノアが弟の治療費を稼ぐために就活をしていた。
    しかしなかなか就職が決まらず、友人から「いい仕事がある」とホテルの駐車場から高級車を盗むように唆される。
     💬チンピラが車を盗むのは定番ですよね😎

    一方、博物館で働くエレーナは考古学の知識に長けており、その日博物館に届いたハヤブサの形の置物に興味を持ち、置物に刻まれていた謎の模様をメモする。
    夜になり博物館の職員がいなくなった後、エレーナが置物を調査し始めると、置物が崩れ始めて中からトランスワープキーが姿を現した。

    トランスワープキーからは人間には視認できない光が放たれており、その光を目にしたトランスフォーマーの部隊オートボット』のリーダーである『オプティマス・プライム(※以降はコンボイと表記)』の呼びかけにより、バンブルビー(カマロ型)アーシー(バイク型)が集結する。
     💬やっぱりコンボイの声は玄田哲章に限りますよね!

    その頃、ホテルの駐車場に侵入したノアは、とある銀色のポルシェに目をつける。
    ドアのロックを解除して乗り込んだノアはポルシェに閉じ込められ、警備員に見つかってしまう。
    すると突然、車が走り出してパトカーに追跡されるが、ポルシェの華麗な自動運転により追跡を逃れることができた。
     💬このレベルの自動運転が実現する日を願っています🥳

    そして辿り着いた先はオートボットの集合場所であり、ポルシェの正体がトランスフォーマー『ミラージュ』であると判明する。
     💬ミラージュの声優がオリラジの藤森なんですが、全く違和感がなかったです!
     💬バンブルビーはドライブインシアターで映画のセリフを覚えるのが好きらしい🧐

    オートボットはスカージ達より先にトランスワープキーを入手するために作戦を立てるが、ミラージュの「トランスフォーマーのサイズでは入れない場所でも、人間なら侵入できるから手伝ってもらおう」という発案により、ノアに博物館への侵入を依頼する。

    ノアが博物館に侵入し、そこで出会ったエレーナにトランスワープキーを渡すように言うが、そこへスカージ達が現れて襲われてしまう。
     💬この時メチャクチャにされた博物館て、その後どうなったんだろ?

    トランスワープキーを守るためにオートボットが駆けつけて交戦するが、バンブルビーが危機に陥ったコンボイを救おうとして命を落としてしまい、トランスワープキーもスカージ達に奪われてしまう。
     💬前作の主役(バンブルビー)がまさかの離脱💦

    戦いの最中にオートボットに加勢する形で登場したトランスフォーマー『エアレイザー(ハヤブサ型)』から、「自分(エアレイザー)はマクシマルのメンバーであること」と、「トランスワープキーは2つで1つの鍵であること」を教えられる。

    考古学に精通したエレーナがもう1つのトランスワープキーの在処を突き止め、オートボット&ノア&エレーナ&エアレイザーでスカージ達よりも先にトランスワープキーを回収するために行動を開始する。
     💬考古学に詳しいとトランスフォーマーと仲良くなれます😎

    ここまでが前半です。

    その後の気になる点、
    ・オートボットがトランスワープキーを取り返せるのか?
    ・ユニクロンの野望は阻止されるのか?
    ・バンブルビーは死んでしまったのか?
    ・エアレイザー以外のマクシマルはどうなったのか?
    ・ノアの病気の弟は大丈夫?

    等は是非自分の目で確かめてください!


    レビュー

    過去作をほぼ観てない個人的な評価としては「本作単体でも十分おもしろい!」でした!
    ロストエイジはちょっとくどい感じがしたんですが、本作はけっこーテンポが良く、上映時間もちょうどいい長さに感じました!

    物語の展開も観客を置いてきぼりにしないように、キャラクター達がセリフの中でシレっと説明を入れてくれてるんですよ!

    本作は小中学生の観客も多く、とても盛り上がってましたね💡
    やはり、乗り物や動物がロボットに変形するというのは男のロマンみたいなものがあるんでしょうね🤠

    あと、主役(人間)が大物俳優でも美男美女でもないところが逆に好感が持てました!
    映画ってやたらと美男美女が多いですが、実際に皆の知らないところで活躍するのって、どこにでもいるような普通の見た目だったりすると思うんですよね🤔

    そして映画の最後に、同じハズブロ社から販売されている有名な玩具シリーズとのクロスオーバーを匂わせる展開が待っていました!
     💬トミサブロウとトランスフォーマーの共演も有り得るかも?

    個人的にはそっちの映画シリーズは全部観ているので、今後が楽しみなような不安なような…😂


  • ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

    ミッション:インポッシブルシリーズの第7作目!

    日本公開日:2023年07月21日
    監督/脚本:クリストファー・マッカリー
    制作会社:スカイダンス・メディア 配給:パラマウント映画

    ミッション:インポッシブル_デッドレコニング_PART1
    X『ミッション:インポッシブル』公式 (https://twitter.com/MImovie_jp)

    前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』から5年を経て、ようやく公開しましたね!
    シリーズ大ファンの筆者としては「やっとこの時が来たか😂」って感じでした。

    主人公のイーサン・ハント(トム・クルーズ)が所属するIMF(インポッシブル・ミッション・フォース)や、イーサンのチームメンバー達がどんな活躍をするのかと、期待に胸が躍りまくってました!

    本作では時代を感じさせるテープレコーダーでミッション内容が通達されます。


    あらすじとコメント

    本編はロシアの次世代潜水艦が『デッドレコニング』という新しい航行を用いた試験運用中、潜水艦に搭載された高性能AIによって沈没させられてしまうところから始まります。

    やがて、この実体の無い高性能AIが「エンティティ(実体)」と呼ばれる世界的な脅威となり、世界中のあらゆるネットワークに侵入していきます。
    それにより、デジタル化された現在のシステムがエンティティに支配されることになるという恐ろしい展開に!
     💬実体の無いAIに「エンティティ」という名前を付けるのも何か狙いがあるのか?🤔

    1作目でイーサンの上司だったキトリッジ(ヘンリー・ツェニー)が今作ではIMFの長官として登場し、情報機関の会議にてエンティティの脅威について説明します。
     💬シリーズファンなら懐かしくなりますよね!

    エンティティを制御するためには2つで1つとなる鍵を手に入れる必要があり、その鍵を入手するためにイーサンのチームメンバーがミッションに挑みます。
    また、鍵を手に入れることでエンティティを自在に制御できるようになるため、当然のように他の組織や人物も行動を起こしていきます。

    今作ではイーサン・ハントがIMFのエージェントになるきっかけとなったのが、ガブリエル(イーサイ・モラレス)という人物との過去の出来事だと判明します。
    また、ガブリエルはエンティティの指示で行動しており、あらゆるデジタル技術を駆使してイーサンを苦しめていきます。
     💬ガブリエルとイーサンの間にどんな因縁があるのかとても気になる!

    「鍵の1つを持っている人間がアブダビの空港を利用する」という情報を入手したイーサンのチームは、鍵を手に入れるために早速行動を開始!
    しかし、イーサンを別のIMFチームが追ってきていました。
    ルーサー(ヴィング・レイムス)が持ち前のテクニックを駆使して、一般人をイーサンに見せかけIMFチームを撹乱しますが、突然現れたグレース(ヘイリー・アトウェル)という凄腕の女泥棒によって鍵を奪われてしまいます。
     💬IMFチームにイーサンだと勘違いされて理不尽な対応をされる一般人がかわいそうでした😂

    また、グレースとのやり取りと並行してガブリエルが罠を仕掛けており、それによってベンジー(サイモン・ペッグ)がピンチに…
     💬最近のベンジーはヒロイン並にピンチに陥りますよね😂

    シリーズ通して常に最先端の技術を駆使してきたIMFですが、ガブリエルとエンティティによってデジタル技術が信用できなくなっている今作では、アナログ技術でミッションを遂行することになってしまいます。
     💬今の時代にデジタル無しで活動するのはかなり難しいですよね…

    その後もイーサン達は鍵を手に入れるためにグレースを追いかけますが、ガブリエルの一味であるパリス(ポム・クレメンティエフ)やIMFチームの妨害によりグレースにまんまと逃げられてしまいます。
     💬あまりにグレースが言うことを聞かないので、ちょっとイラっとします😅

    「グレースを追えばグレースの雇い主と2本の鍵に辿り着ける」と考えたイーサン達は、グレースを追跡してホワイトウィドウことアラナ(ヴァネッサ・カービー)の取引現場に辿り着きます。
    そこにガブリエルも登場し、【2本の鍵がエンティティのソースコードに繋がっていること】【これまでの出来事やこれから起こることは、すべてエンティティの予知した通りになること】そして「今夜、グレースとイルサのどちらかが死ぬ」と告げ去って行きます。
     💬この段階だとガブリエルってAIにパシリにされてるのかな?って感じです🤔

    アラナは既に鍵を1本持っており、2本の鍵をバイヤーに売るためグレースの持っている2本目の鍵を渡すよう告げますが、グレースが拒否したため強行手段に出ようとします。
    そして、イーサンとイルサ(レベッカ・ファーガソン)がアラナの護衛達と戦っている隙にグレースはまた逃走。
     💬もはやグレースの行動に関しては「またか」って思いますね…

    イーサンとイルサもアラナの護衛達から逃走を図りますが、エンティティにより無線をハッキングされ罠へと誘導されてしまいます。
     💬この辺りでエンティティが怖く感じられます😨

    イーサンはパリスのもとへ誘導されて戦うことになり、グレースとイルサはガブリエルのもとへと誘導されます。
    戦闘力の無いグレースはガブリエルにあっさり倒されてしまい、時間差で駆け付けたイルサが華麗な動きでガブリエルを追い詰めます。
    しかし、イルサもあと一歩のところでガブリエルに勝てず、命を落としてしまいます。
     💬動きだけ見てるとイルサが負ける要素は無さそうに見えたんですけどね…

    イーサンはパリスともう一人の刺客に挟み撃ちにされながら二人共倒し、パリスに止めを刺さずに先を急ぎます。
    そして、辿り着いた先で負傷したグレースと息を引き取ったイルサを見つけます。
     💬個人的にイルサはお気に入りのキャラだったので、めっちゃ悲しいです😭

    イーサン達はイルサの死を悲しむ間も無く、ガブリエルを止めるために鍵の取引場所となるオリエント急行に乗り込む作戦を計画。
    そしてイルサの死に責任を感じたグレースが作戦に協力することになります。
    グレースがマスクでアラナに変装してバイヤーに接触し、イーサンは外から列車に飛び乗ることになりました。
     💬列車内での取引&対決は「MI1(ミッション:インポッシブル1作目)」を連想させますね😎

    列車に侵入し、個室内でアラナを気絶させたグレースは鍵を手に入れてバイヤーの元へ。
    取引場所で待っていたのは、IMF長官であるキトリッジでした!
     💬キトリッジはつくづく信用できない男ですよね🤔

    その頃、違う場所ではイーサンがベンジーと共に列車に飛び乗る方法を必死に模索し、ガブリエルはある人物と密会しています。
    そのある人物は「エンティティのある沈没した潜水艦の場所は、自分だけが知っている」と言って、ガブリエルと取引をしようと持ち掛けます。
     💬ある人物は「あぁ、そー言えばこんな人もいたね😶」って感じのお偉いさんです🤣

    そして・・・

    • キトリッジはイーサン達の敵なのか?
    • 2本の鍵は誰が手にするのか?
    • イーサンを追うIMFチームの動向は?
    • ガブリエルやパリスを止められるのか?
    • グレースはまた裏切るのか?

    等の気になるシーンは自身の目で確かめてください😎💡


    レビュー

    結果は「シリーズファンを裏切らない素晴らしい作品」でした!

    次回作が待ち遠しくなるような終わり方をするので、超オススメ作品です!
    上映時間が3時間もあるのに、長く感じませんでした🎬✨

    今作もシリーズお馴染みのルーサーとベンジーが登場し、『ローグ・ネイション』から参戦しているイルサも相変わらずの華麗なアクションを見せてくれます!

    勿論、ミッション:インポッシブルシリーズを象徴するトム・クルーズの命がけのスタントやアクションシーンも圧巻の一言!
    全作品を観てる人間としては、「イーサンは運良く生き残っているのではなく、もはや死ねない運命なのでは!?」って思えますね🤠

    しかし!そんな無敵のイーサンも、今回はグレースに翻弄されてコミカルな姿を見せてくれます🤣
    映画を見ながら所々でクスッと笑っちゃいました!

    ちなみに、グレースは他の映画の女泥棒と違って戦闘力が低い!
    女泥棒』って大体は戦闘力が高い設定が多いじゃないですか?
    グレースは盗み(スリ)の腕前は超一流なのですが、戦闘力が低いので地味に足を引っ張ります・・・

    今回のヴィランであるガブリエルに関しては、今の段階では何がすごいのか良くわからないです…
    エンティティのお陰でうまく立ち振る舞えているだけで、ガブリエル自体はあまり能力的な凄さが伝わってきませんでした🤔
    ただ、ミッション:インポッシブルのヴィランなので、これまでのシリーズ同様に後半で想定外の活躍を見せてくれるのかもしれませんね!

    キトリッジはIMFの長官でありながら、イーサンたちのサポートするというよりも、陰で怪しい動きをします。
    アメリカが力を手に入れるためにエンティティを狙っているのか、それとも個人的な目的のためにエンティティを狙っているのか不明でした。

    ちなみに!
    イーサンの華麗な手品シーン等のMI1のオマージュや人物名が登場するので、今作を観る前にMI1を観ておくとより面白くなります。
    欲を言えば、1・5・6作目を観てからがベストな気がしますね!


    おまけコーナー

    💬キトリッジ演じるヘンリー・ツェニーはトム・クルーズと3歳しか違わないんですが、トム・クルーズと比べるとだいぶ年齢を感じますね🤔
    むしろ、トム・クルーズが若いのか?

    💬ホワイト・ウィドウことアラナは1作目に登場した武器商人のマックスの娘です🧐
    かなり年の差がある親子って感じになりそうですが…
    ※『フォールアウト』のチャリティーイベントの演説シーンでも「母マックスは・・・」と言っている。

    💬ヘイリー・アトウェルとポム・クレメンティエフが出ているので、MARVEL作品を思い浮かべちゃいました!「あっ!ペギーとマンティスが共演してる!」って感じで😆
    『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』を観た時も思いましたが、ポム・クレメンティエフもめちゃくちゃアクションが凄いですよね!

    💬ルーサーはシリーズ皆勤賞(『ゴースト・プロトコル』では最後にちょっと出ただけですが・・・)のキャラで、個人的にめっちゃ好きなキャラでもあります。1作目でイーサンに「割り込みマンか?」って呼ばれてたのがツボです😂