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    トランスフォーマー実写映画シリーズの第7作目!

    日本公開日:2023年08月04日 鑑賞日:2023年08月06日
    制作会社:スカイダンス・メディア 配給:パラマウント映画

    トランスフォーマー_ビースト覚醒
    出典:X『トランスフォーマー』公式 (https://twitter.com/tf_autobot)

    タカラトミー・ハズブロ』のアニメ・玩具の実写版として人気のあるシリーズですが、実は筆者は『ロストエイジ』しか観たことがないというトーシロです😂

    しかしながら、今回は吹替版を鑑賞する機会があったので紹介します!
    前作の主役であるバンブルビーも登場しますよ🏎


    あらすじとコメント

    本作は、あらゆる惑星を捕食する悪のトランスフォーマーユニクロン』が、時空間を自由に行き来することができる『トランスワープキー』を求め、動物型トランスフォーマーの部隊マクシマル』の惑星を襲うところから始まる。

    ユニクロンは忠実で強力な部下である『スカージ』を使い、マクシマルからトランスワープキーを奪い取ろうとする。

    トランスフォーマー『エイプリンク(ゴリラ型)』が囮になり、マクシマルがトランスワープキーを持って脱出するための時間稼ぎをする。
     💬ゴリラの声優が大塚明夫でした🤠

    エイプリンクはスカージに倒されてしまうが、マクシマルが無事に脱出したことでトランスワープキーを守ることができた。
    それにより、トランスワープキーの入手に失敗したユニクロンは何千年もの間、時空の狭間に閉じ込められてしまう。
     💬ここで大塚明夫の出番が終了します😦

    そして舞台は現代の地球に移り、電子機器の扱いが得意で元陸軍のノアが弟の治療費を稼ぐために就活をしていた。
    しかしなかなか就職が決まらず、友人から「いい仕事がある」とホテルの駐車場から高級車を盗むように唆される。
     💬チンピラが車を盗むのは定番ですよね😎

    一方、博物館で働くエレーナは考古学の知識に長けており、その日博物館に届いたハヤブサの形の置物に興味を持ち、置物に刻まれていた謎の模様をメモする。
    夜になり博物館の職員がいなくなった後、エレーナが置物を調査し始めると、置物が崩れ始めて中からトランスワープキーが姿を現した。

    トランスワープキーからは人間には視認できない光が放たれており、その光を目にしたトランスフォーマーの部隊オートボット』のリーダーである『オプティマス・プライム(※以降はコンボイと表記)』の呼びかけにより、バンブルビー(カマロ型)アーシー(バイク型)が集結する。
     💬やっぱりコンボイの声は玄田哲章に限りますよね!

    その頃、ホテルの駐車場に侵入したノアは、とある銀色のポルシェに目をつける。
    ドアのロックを解除して乗り込んだノアはポルシェに閉じ込められ、警備員に見つかってしまう。
    すると突然、車が走り出してパトカーに追跡されるが、ポルシェの華麗な自動運転により追跡を逃れることができた。
     💬このレベルの自動運転が実現する日を願っています🥳

    そして辿り着いた先はオートボットの集合場所であり、ポルシェの正体がトランスフォーマー『ミラージュ』であると判明する。
     💬ミラージュの声優がオリラジの藤森なんですが、全く違和感がなかったです!
     💬バンブルビーはドライブインシアターで映画のセリフを覚えるのが好きらしい🧐

    オートボットはスカージ達より先にトランスワープキーを入手するために作戦を立てるが、ミラージュの「トランスフォーマーのサイズでは入れない場所でも、人間なら侵入できるから手伝ってもらおう」という発案により、ノアに博物館への侵入を依頼する。

    ノアが博物館に侵入し、そこで出会ったエレーナにトランスワープキーを渡すように言うが、そこへスカージ達が現れて襲われてしまう。
     💬この時メチャクチャにされた博物館て、その後どうなったんだろ?

    トランスワープキーを守るためにオートボットが駆けつけて交戦するが、バンブルビーが危機に陥ったコンボイを救おうとして命を落としてしまい、トランスワープキーもスカージ達に奪われてしまう。
     💬前作の主役(バンブルビー)がまさかの離脱💦

    戦いの最中にオートボットに加勢する形で登場したトランスフォーマー『エアレイザー(ハヤブサ型)』から、「自分(エアレイザー)はマクシマルのメンバーであること」と、「トランスワープキーは2つで1つの鍵であること」を教えられる。

    考古学に精通したエレーナがもう1つのトランスワープキーの在処を突き止め、オートボット&ノア&エレーナ&エアレイザーでスカージ達よりも先にトランスワープキーを回収するために行動を開始する。
     💬考古学に詳しいとトランスフォーマーと仲良くなれます😎

    ここまでが前半です。

    その後の気になる点、
    ・オートボットがトランスワープキーを取り返せるのか?
    ・ユニクロンの野望は阻止されるのか?
    ・バンブルビーは死んでしまったのか?
    ・エアレイザー以外のマクシマルはどうなったのか?
    ・ノアの病気の弟は大丈夫?

    等は是非自分の目で確かめてください!


    レビュー

    過去作をほぼ観てない個人的な評価としては「本作単体でも十分おもしろい!」でした!
    ロストエイジはちょっとくどい感じがしたんですが、本作はけっこーテンポが良く、上映時間もちょうどいい長さに感じました!

    物語の展開も観客を置いてきぼりにしないように、キャラクター達がセリフの中でシレっと説明を入れてくれてるんですよ!

    本作は小中学生の観客も多く、とても盛り上がってましたね💡
    やはり、乗り物や動物がロボットに変形するというのは男のロマンみたいなものがあるんでしょうね🤠

    あと、主役(人間)が大物俳優でも美男美女でもないところが逆に好感が持てました!
    映画ってやたらと美男美女が多いですが、実際に皆の知らないところで活躍するのって、どこにでもいるような普通の見た目だったりすると思うんですよね🤔

    そして映画の最後に、同じハズブロ社から販売されている有名な玩具シリーズとのクロスオーバーを匂わせる展開が待っていました!
     💬トミサブロウとトランスフォーマーの共演も有り得るかも?

    個人的にはそっちの映画シリーズは全部観ているので、今後が楽しみなような不安なような…😂


  • ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

    ミッション:インポッシブルシリーズの第7作目!

    日本公開日:2023年07月21日
    監督/脚本:クリストファー・マッカリー
    制作会社:スカイダンス・メディア 配給:パラマウント映画

    ミッション:インポッシブル_デッドレコニング_PART1
    X『ミッション:インポッシブル』公式 (https://twitter.com/MImovie_jp)

    前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』から5年を経て、ようやく公開しましたね!
    シリーズ大ファンの筆者としては「やっとこの時が来たか😂」って感じでした。

    主人公のイーサン・ハント(トム・クルーズ)が所属するIMF(インポッシブル・ミッション・フォース)や、イーサンのチームメンバー達がどんな活躍をするのかと、期待に胸が躍りまくってました!

    本作では時代を感じさせるテープレコーダーでミッション内容が通達されます。


    あらすじとコメント

    本編はロシアの次世代潜水艦が『デッドレコニング』という新しい航行を用いた試験運用中、潜水艦に搭載された高性能AIによって沈没させられてしまうところから始まります。

    やがて、この実体の無い高性能AIが「エンティティ(実体)」と呼ばれる世界的な脅威となり、世界中のあらゆるネットワークに侵入していきます。
    それにより、デジタル化された現在のシステムがエンティティに支配されることになるという恐ろしい展開に!
     💬実体の無いAIに「エンティティ」という名前を付けるのも何か狙いがあるのか?🤔

    1作目でイーサンの上司だったキトリッジ(ヘンリー・ツェニー)が今作ではIMFの長官として登場し、情報機関の会議にてエンティティの脅威について説明します。
     💬シリーズファンなら懐かしくなりますよね!

    エンティティを制御するためには2つで1つとなる鍵を手に入れる必要があり、その鍵を入手するためにイーサンのチームメンバーがミッションに挑みます。
    また、鍵を手に入れることでエンティティを自在に制御できるようになるため、当然のように他の組織や人物も行動を起こしていきます。

    今作ではイーサン・ハントがIMFのエージェントになるきっかけとなったのが、ガブリエル(イーサイ・モラレス)という人物との過去の出来事だと判明します。
    また、ガブリエルはエンティティの指示で行動しており、あらゆるデジタル技術を駆使してイーサンを苦しめていきます。
     💬ガブリエルとイーサンの間にどんな因縁があるのかとても気になる!

    「鍵の1つを持っている人間がアブダビの空港を利用する」という情報を入手したイーサンのチームは、鍵を手に入れるために早速行動を開始!
    しかし、イーサンを別のIMFチームが追ってきていました。
    ルーサー(ヴィング・レイムス)が持ち前のテクニックを駆使して、一般人をイーサンに見せかけIMFチームを撹乱しますが、突然現れたグレース(ヘイリー・アトウェル)という凄腕の女泥棒によって鍵を奪われてしまいます。
     💬IMFチームにイーサンだと勘違いされて理不尽な対応をされる一般人がかわいそうでした😂

    また、グレースとのやり取りと並行してガブリエルが罠を仕掛けており、それによってベンジー(サイモン・ペッグ)がピンチに…
     💬最近のベンジーはヒロイン並にピンチに陥りますよね😂

    シリーズ通して常に最先端の技術を駆使してきたIMFですが、ガブリエルとエンティティによってデジタル技術が信用できなくなっている今作では、アナログ技術でミッションを遂行することになってしまいます。
     💬今の時代にデジタル無しで活動するのはかなり難しいですよね…

    その後もイーサン達は鍵を手に入れるためにグレースを追いかけますが、ガブリエルの一味であるパリス(ポム・クレメンティエフ)やIMFチームの妨害によりグレースにまんまと逃げられてしまいます。
     💬あまりにグレースが言うことを聞かないので、ちょっとイラっとします😅

    「グレースを追えばグレースの雇い主と2本の鍵に辿り着ける」と考えたイーサン達は、グレースを追跡してホワイトウィドウことアラナ(ヴァネッサ・カービー)の取引現場に辿り着きます。
    そこにガブリエルも登場し、【2本の鍵がエンティティのソースコードに繋がっていること】【これまでの出来事やこれから起こることは、すべてエンティティの予知した通りになること】そして「今夜、グレースとイルサのどちらかが死ぬ」と告げ去って行きます。
     💬この段階だとガブリエルってAIにパシリにされてるのかな?って感じです🤔

    アラナは既に鍵を1本持っており、2本の鍵をバイヤーに売るためグレースの持っている2本目の鍵を渡すよう告げますが、グレースが拒否したため強行手段に出ようとします。
    そして、イーサンとイルサ(レベッカ・ファーガソン)がアラナの護衛達と戦っている隙にグレースはまた逃走。
     💬もはやグレースの行動に関しては「またか」って思いますね…

    イーサンとイルサもアラナの護衛達から逃走を図りますが、エンティティにより無線をハッキングされ罠へと誘導されてしまいます。
     💬この辺りでエンティティが怖く感じられます😨

    イーサンはパリスのもとへ誘導されて戦うことになり、グレースとイルサはガブリエルのもとへと誘導されます。
    戦闘力の無いグレースはガブリエルにあっさり倒されてしまい、時間差で駆け付けたイルサが華麗な動きでガブリエルを追い詰めます。
    しかし、イルサもあと一歩のところでガブリエルに勝てず、命を落としてしまいます。
     💬動きだけ見てるとイルサが負ける要素は無さそうに見えたんですけどね…

    イーサンはパリスともう一人の刺客に挟み撃ちにされながら二人共倒し、パリスに止めを刺さずに先を急ぎます。
    そして、辿り着いた先で負傷したグレースと息を引き取ったイルサを見つけます。
     💬個人的にイルサはお気に入りのキャラだったので、めっちゃ悲しいです😭

    イーサン達はイルサの死を悲しむ間も無く、ガブリエルを止めるために鍵の取引場所となるオリエント急行に乗り込む作戦を計画。
    そしてイルサの死に責任を感じたグレースが作戦に協力することになります。
    グレースがマスクでアラナに変装してバイヤーに接触し、イーサンは外から列車に飛び乗ることになりました。
     💬列車内での取引&対決は「MI1(ミッション:インポッシブル1作目)」を連想させますね😎

    列車に侵入し、個室内でアラナを気絶させたグレースは鍵を手に入れてバイヤーの元へ。
    取引場所で待っていたのは、IMF長官であるキトリッジでした!
     💬キトリッジはつくづく信用できない男ですよね🤔

    その頃、違う場所ではイーサンがベンジーと共に列車に飛び乗る方法を必死に模索し、ガブリエルはある人物と密会しています。
    そのある人物は「エンティティのある沈没した潜水艦の場所は、自分だけが知っている」と言って、ガブリエルと取引をしようと持ち掛けます。
     💬ある人物は「あぁ、そー言えばこんな人もいたね😶」って感じのお偉いさんです🤣

    そして・・・

    • キトリッジはイーサン達の敵なのか?
    • 2本の鍵は誰が手にするのか?
    • イーサンを追うIMFチームの動向は?
    • ガブリエルやパリスを止められるのか?
    • グレースはまた裏切るのか?

    等の気になるシーンは自身の目で確かめてください😎💡


    レビュー

    結果は「シリーズファンを裏切らない素晴らしい作品」でした!

    次回作が待ち遠しくなるような終わり方をするので、超オススメ作品です!
    上映時間が3時間もあるのに、長く感じませんでした🎬✨

    今作もシリーズお馴染みのルーサーとベンジーが登場し、『ローグ・ネイション』から参戦しているイルサも相変わらずの華麗なアクションを見せてくれます!

    勿論、ミッション:インポッシブルシリーズを象徴するトム・クルーズの命がけのスタントやアクションシーンも圧巻の一言!
    全作品を観てる人間としては、「イーサンは運良く生き残っているのではなく、もはや死ねない運命なのでは!?」って思えますね🤠

    しかし!そんな無敵のイーサンも、今回はグレースに翻弄されてコミカルな姿を見せてくれます🤣
    映画を見ながら所々でクスッと笑っちゃいました!

    ちなみに、グレースは他の映画の女泥棒と違って戦闘力が低い!
    女泥棒』って大体は戦闘力が高い設定が多いじゃないですか?
    グレースは盗み(スリ)の腕前は超一流なのですが、戦闘力が低いので地味に足を引っ張ります・・・

    今回のヴィランであるガブリエルに関しては、今の段階では何がすごいのか良くわからないです…
    エンティティのお陰でうまく立ち振る舞えているだけで、ガブリエル自体はあまり能力的な凄さが伝わってきませんでした🤔
    ただ、ミッション:インポッシブルのヴィランなので、これまでのシリーズ同様に後半で想定外の活躍を見せてくれるのかもしれませんね!

    キトリッジはIMFの長官でありながら、イーサンたちのサポートするというよりも、陰で怪しい動きをします。
    アメリカが力を手に入れるためにエンティティを狙っているのか、それとも個人的な目的のためにエンティティを狙っているのか不明でした。

    ちなみに!
    イーサンの華麗な手品シーン等のMI1のオマージュや人物名が登場するので、今作を観る前にMI1を観ておくとより面白くなります。
    欲を言えば、1・5・6作目を観てからがベストな気がしますね!


    おまけコーナー

    💬キトリッジ演じるヘンリー・ツェニーはトム・クルーズと3歳しか違わないんですが、トム・クルーズと比べるとだいぶ年齢を感じますね🤔
    むしろ、トム・クルーズが若いのか?

    💬ホワイト・ウィドウことアラナは1作目に登場した武器商人のマックスの娘です🧐
    かなり年の差がある親子って感じになりそうですが…
    ※『フォールアウト』のチャリティーイベントの演説シーンでも「母マックスは・・・」と言っている。

    💬ヘイリー・アトウェルとポム・クレメンティエフが出ているので、MARVEL作品を思い浮かべちゃいました!「あっ!ペギーとマンティスが共演してる!」って感じで😆
    『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』を観た時も思いましたが、ポム・クレメンティエフもめちゃくちゃアクションが凄いですよね!

    💬ルーサーはシリーズ皆勤賞(『ゴースト・プロトコル』では最後にちょっと出ただけですが・・・)のキャラで、個人的にめっちゃ好きなキャラでもあります。1作目でイーサンに「割り込みマンか?」って呼ばれてたのがツボです😂