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    スパイアクションシリーズの記念すべき第1作目!

    日本公開日:1996年07月13日
    監督:ブライアン・デ・パルマ 制作会社/配給:パラマウント映画

    ミッション:インポッシブル
    出典:パラマウント・ピクチャーズ 『ミッション:インポッシブル』シリーズ Blu-ray&DVD公式サイト (https://paramount.jp/mi-dvd/index.html)

    テレビドラマシリーズ『スパイ大作戦』の続編としてトム・クルーズ主演で映画化された1作目です。
    この作品から、イーサン・ハントCIAの諜報組織IMF(インポッシブル・ミッション・フォース)の世界を股にかける活躍が始まりました。

    シリーズお馴染みとなるミッションの通達方法も、1作目では時代を感じさせる方法が使用されています👴
    ちなみに、本作では機内映画のカセットテープでミッション内容が通達されます🎥


    あらすじとコメント

    本作は、IMFメンバーがホテルの1室の様な部屋で、ある男を尋問しているシーンから始まります。
    尋問の末、ディミトリーというスパイの名前を聞き出し、乾杯をして尋問は終了。
     💬正直、唐突に始まるこのシーンの意味がよくわからないんですよね…
     この尋問についての説明も最後までないので🤔

    IMFのベテラン工作員であるジム・フェルプス(ジョン・ヴォイト)は飛行機の中で機内映画を勧められ、そこで今回のミッション内容を通達される。
    ミッションの内容は、『大使館職員のアレクサンドル・ゴリツィンがアメリカ大使館に保存されているCIAの非公式工作員の「ノック(NOC)リスト」を盗み出した後、取引現場まで尾行しゴリツィンとバイヤーを一緒に逮捕する』というものだった。

    ミッション内容の通達後は、シリーズお馴染みのセリフとなる「君もしくは君のメンバーが捕えられ、或いは殺されても当局は一切関知しない。尚、このテープは自動的に消滅する。」のセリフが流れ、煙と共にメッセージが消滅。
     💬この当時は機内は禁煙じゃなかったので、煙が出ても怪しまれなかったみたいですね🤔

    隠れ家ではジム、イーサン、クレア(ジムの妻)、ジャック、サラ、ハンナが作戦のミーティングを行っていた。
    ジムは隠れ家からチームへ指示を出し、イーサンが現場のリーダーとして作戦にあたり、「不測の事態により、作戦を中止せざるを得ない場合には各自で隠れ家に集合する」という計画の元、作戦が実行される。
     💬クレア(エマニュエル・ベアール)とジムはかなり年の差夫婦って感じです👴👩

    アメリカ大使館の外ではクレアが車に乗って待機、大使館の中ではジャックがエレベーターの制御、サラが追跡用のスプレーをゴリツィンの後頭部へ噴きかけ、ハンナが上階からゴリツィンの動向を監視。
    変装したイーサンはサラと共にゴリツィンがノックリストを盗む場面を録画する。
     💬ここでは後頭部にスプレーを複数回ぶっかけられているので、普通なら気付くと思いますが😦

    ゴリツィンがノックリストを手に入れた後、イーサンとサラがゴリツィンを監視しつつ追跡を開始。
    するとジャックがエレベーターの制御ができなくなり、暴走したエレベーターに潰されてジャックは死亡してしまう。
     💬ジャックの死亡シーンは子供の頃は衝撃を受けました😧

    ジムが現場へ急行するが、他のメンバーも次々と死亡し、ジムは作戦の中止を宣言するが謎の追っ手によって殺されてしまう。
    そしてゴリツィンも何者かに殺され、ノックリストを奪われてしまう。
    最終的にはイーサン一人が生き残り、上官であるキトリッジに電話ボックスで状況を報告すると「1時間後に会おう。」と言われる。

    キトリッジとの待ち合わせ場所に行くと、「IMFの中に武器商人のマックスに情報を流しているヨブという暗号名の裏切者がいる。今回の作戦は偽物で、その裏切り者を見つけるためにゴリツィンに偽物のノックリストを盗ませた。」と言う事実を知らされ、唯一生き残ったイーサンが裏切者として扱われてしまう。
    キトリッジがイーサンを連行しようとするも、イーサンはポケットに入っていたガム型爆弾を使って何とか逃走する。
     💬キトリッジとの待ち合わせ場所がデッカイ水槽みたいなレストランでキレイです
     💬キトリッジの「悪魔と握手するのは自由だが、地獄へ行ってからやれ!」ってセリフが地味に好き😎

    隠れ家に戻ったイーサンは、ヨブが接触していたマックスの情報を調べ、マックスへ接触しようと試みる。
    そこへ、死んだと思っていたメンバーの一人であるクレアが隠れ家に現れ、ジムの敵討ちのためにイーサンと行動を共にすることを決意する。

    マックスと接触することに成功したイーサンは、マックスがヨブから買ったノックリストが偽物であることを教え、「本物のノックリストを手に入れる代わりに、受け渡し場所にヨブを連れてくる。」という条件でマックスと契約を交わす。

    本物のノックリストを手に入れるために、イーサンはかつてIMFを追放された人間の中からメンバー集めを始める。
    選ばれたメンバーはクリーガー(ジャン・レノ)とルーサー(ヴィング・レイムス)で、ルーサーはNATOのシステムを破るほどのハッキングスキルの持ち主。
     💬イーサンがルーサーに対して「あだ名は何だ?ネット破りか?割り込みマンか?」って聞くところがお気に入り!
     💬誰か『割り込みマン』ってヒーロー映画を作ってくれ!

    ノックリストはラングレー(CIA本部)に保管されているため、厳重な警備システムに守られている。
    その警備システムは担当分析官が退室中に作動し、【室温が上がる】【音を立てる】【床に圧力が加わる】のどれか1つでも条件を満たしてしまうと警報が鳴る仕組みになっていた。

    ノックリストを盗み出す作戦は、『ルーサーがCIAのシステムをハッキングして火災報知機を作動させ、消防隊員に扮したメンバーをCIA内部に侵入させる。
    侵入後、クレアはノックリストが保管されている部屋の担当分析官を足止めする。
    イーサンとクリーガーがエアコンのダクトから侵入し、分析官が部屋に戻ってくるまでにノックリストを回収する』というもの。

    そして、ここでミッション:インポッシブルの代名詞ともいえる『宙吊り』のシーンがやってきます!

    厳重な警備システムに包囲されている中で、イーサンは本物のノックリストをディスクにコピーして手に入れる。
    イーサンは天井に引き上げられ、クリーガーにノックリストのディスクを渡すが、その時にクリーガーが持っていたナイフを落としてしまう。
    音を立ててはいけない状況の中でナイフが落下していき、ナイフが分析官のテーブルに刺さる瞬間、分析官が部屋に戻ってきたことで警備システムが解除され、警報が鳴らずに済んだ。
     💬この時の担当分析官は、罰としてアラスカのレーダー基地に異動させられます😂

    無事に隠れ家に戻った後、クリーガーは「自分(クリーガー)がディスクを持っているので、イーサンさんよりも優位な立場にいる」と主張する。
    そこでイーサンは華麗な手品を披露し、「クリーガーに渡したのは偽物のディスクで、本物は自分(イーサン)が持っている」と丸め込み、ハメられたクリーガーは怒って出て行ってしまう。
     💬イーサンがディスクでクリーガーのオデコをペチペチするのが好きです🤣

    その時、イーサンの家族が逮捕されたとニュースが流れる。
    キトリッジがイーサンを誘き出すために、家族を犯罪者に仕立て上げたのだ。

    その後イーサンは、敢えて自分の居場所を探知させるためにキトリッジに公衆電話で連絡し、終話後にふと隣の公衆電話の人物の顔を見る。
    すると、そこには死んだはずのジムがいたのだ。

    ジムは「今回の事件の黒幕はキトリッジで、自分は作戦中に襲われたが何とか生き延びた」と説明するが、イーサンはその話を聞きながら「キトリッジが探していた裏切者がジムであり、全てジムが仕組んだ罠だった。更にジムには協力者がいて、その協力者がクリーガーである」ということに気付く。
     💬仲間を殺した挙句、イーサンに濡れ衣を着せるなんてロクでもないオッサンだ😤
     💬IMFがブラック企業だったから裏切ったらしい…

    ジムの企みを察するも、うまく話を合わせたイーサンは、逆にジムを騙す事を思い付き、「本物のノックリストを手に入れたので、列車の中で武器商人のマックスと取引する」と伝える。

    キトリッジはイーサンがロンドン駅から出発する特急列車に乗ることを知り、ロンドン駅へ急行する。
    ※以下はその時のやり取り👇
     キトリッジ:「ロンドン駅までは?」
     部下:「25分ほどです。」
     キトリッジ:「10分で行け!」
     💬この時のキトリッジの無茶振りが、ブラック企業らしさを醸し出してます🤣

    イーサン、クレア、ルーサーは列車に乗り込み、マックスとの取引でノックリストのディスクを渡しつつも、中のデータをコピーさせないように計画する。
    イーサンは、マックスとの取引でノックリストのディスクと引き換えに報酬の在処とヨブの居場所を聞き出す。
    ルーサーは、マックスの部下がディスクからノックリストのデータをコピーできないよう、通信障害を起こして妨害する。

    そして、イーサンを追ってきたキトリッジも列車に乗車しており、イーサンと取引するであろうマックスを探し始める。

    イーサンは、金が荷物車にあるから取りに行くようクレアに指示を出し、クレアは荷物車に向かいつつジムに状況報告をする。
    なんとクレアもジムとグルで、ジムの指示でイーサンに協力していたのだ。
     💬イーサンを裏切りつつも、クレアにはちゃんと良心が残っているので憎めないです🤠

    しかし、クレアが状況報告した相手はジムに変装したイーサンであり、クレアが裏切っていることもイーサンには見破られていた。
    そこに本物のジムも現れてイーサンに銃を向け、金を渡すように言う。

    しかし、その様子がキトリッジにも送信されており、今回の黒幕がジムであったことがバレてしまう。
    そこでジムは自分をハメたイーサンに対し、「企みやがったな!」と言う。
     💬「ハメやがったな!」ならまだしも、「企みやがったな!」はレアな言い回しですよね🤔

    ジムは金を奪ってイーサンを殺そうとするが、イーサンを庇おうとしたクレアが銃弾を受けて死亡してしまう。
    その後、金を手にして列車の屋根に上ったジムはクリーガーが操縦するヘリに乗って脱出しようとしていた。
     💬ジムは自分の妻が死んでも全くお構いなしで、本当にクソ野郎って感じです😤

    何とかジムに追いついたイーサンは、ヘリのロープを列車に括り付けて逃げられないようにする。
    列車はやがてトンネルに入り、括りつけられたヘリもそのままトンネルに侵入する。
    ジムは括りつけられたロープを外し、ヘリのスキッド(足の部分)に掴まって脱出を図るが、イーサンもジムを追ってスキッドにしがみ付く。

    そして、ガム型爆弾を取り出してヘリのガラスに貼り付け、爆発する寸前で列車に飛び乗る。
    爆発によりジムとクリーガーは死亡し、間一髪でイーサンは助かった。
     💬爆発したヘリのプロペラが首に刺さりそうでちょっと怖い😧

    その後、キトリッジが列車内でマックスを発見し拘束する。

    イーサンと家族の疑いは晴れ、ルーサーもVIP待遇で組織に復帰することになった。
    ルーサーはイーサンに対して「一緒にやろう」と誘うが、イーサンは「これで最後だ」と笑顔で別れを告げる。

    帰りの飛行機の中で、イーサンは機内映画を勧められる…
     💬この流れは完全に次のミッションの通達ですよね😎


    おまけコーナー

    💬ジム役のジョン・ヴォイトはアンジェリーナ・ジョリーのお父さんですね🤠

    💬キトリッジはシリーズ第7作目の『デッドレコニング PART ONE』にも登場しています👴

    💬マックスはシリーズ第6作目の『フォールアウト』以降に登場するホワイト・ウィドウことアラナのお母さんらしいです🧐

    💬マックスの手下の長身長髪の男は、シリーズ第4作目『ゴースト・プロトコル』でもドバイの武器商人の手下として出演しています😎

    💬イーサンがクリーガーの前で手品を披露しますが、シリーズ第7作目の『デッドレコニング PART ONE』では更に華麗な手品を披露してくれます🤠