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    伝説の殺し屋 VS 世界中の殺し屋!

    日本公開日:2019年10月4日
    監督:チャド・スタエルスキ
    制作会社:ライオンズゲート、サンダー・ロード・ピクチャーズ
    配給:サミット・エンターテインメント、ポニーキャニオン

    ジョン・ウィック:パラベラム
    出典:映画『ジョン・ウィック:パラベラム』オフィシャルサイト(https://johnwick.jp/chapter3/)

    前作でコンチネンタルの掟を破り、世界中の殺し屋から狙われることになったジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)。
    世界中の殺し屋に狙われる中、どのように生き残るのか。

    今作ではジョンの逃走劇と、コンチネンタルホテルの危機が描かれます。
    また、ガン・フーだけでなく、馬や犬等の動物と共闘する場面も見所です!


    あらすじとコメント

    コンチネンタルの掟を破ったことで追放処分になってしまったジョン・ウィックは、ウィンストンから与えられた1時間の猶予を使って逃走を図る。
    ジョンはタクシーのドライバーにコインを渡し、「犬をコンチネンタルホテルに連れて行ってほしい。」と依頼する。
     💬タクシーの運ちゃんも、しっかりとワンコをホテルに送り届けてくれます🌝

    ジョンはニューヨーク市立図書館を訪れ、本の中に隠してあった十字架と誓印を手にした直後、処分執行の時間になっていないにも拘らず、長身の殺し屋アーネストに襲われてしまう。
    ジョンはナイフで刺されて怪我をしつつも、アーネスト(ボバン・マリヤノヴィッチ)を返り討ちにして図書館を後にする。
     💬図書館でドタバタやっているのに、誰も注意しに来ないのが不思議です🙄

    処分執行の時間が迫る中、怪我の治療をするため、医者のドクのもとを訪れる。
    ドクは時間ギリギリまで治療し、執行時間を迎えた時点で治療を止めてジョンを逃がす。
     💬ドクがジョンを逃がすときのやり取りが、シビアなのにかなり面白いです😆

    次々と襲い掛かってくる殺し屋たちを武器や馬などを利用して返り討ちにしていき、ジョンを殺し屋として育て上げた『ルスカ・ロマ』という犯罪組織(表向きはバレエ団)を訪れる。
    ルスカ・ロマを率いるディレクター(アンジェリカ・ヒューストン)にモロッコへ渡る手引きを依頼し、図書館で手にした十字架をチケットとして協力を得る。
     💬ジョンがどんな風に殺し屋として育てられたのか、このシーンでちょっとだけ分かります😎

    一方、コンチネンタルホテルの支配人であるウィンストンのもとに、主席連合から派遣された裁定人が訪れる。
    裁定人は『コンチネンタルホテルで仕事(殺し)が行われたこと』『ジョン・ウィックの処分執行まで1時間の猶予を与えたこと』を理由に、「7日間猶予を与えるから、支配人を辞めてホテルを去るように。」とウィンストンに告げる。
    また、裁定人はジョン・ウィックに協力したバワリー・キングに対しても、「7日間の猶予を与えるから王座を降りるように。」と告げる。
     💬この裁定人が最後までめちゃくちゃ嫌な女なんですよ👿

    裁定人は暗殺者集団(表向きは寿司屋)のもとを訪れ、「主席連合に背いた人間に報いを受けさせ、再び忠誠を誓わせる。」と言って、ゼロ(マーク・ダカスコス)とその弟子達を手駒にする。
    そして、ルスカ・ロマは寿司屋(ゼロ達)に襲撃され、ディレクターは罰を受けて再び忠誠を誓わされる。
     💬寿司屋では『にんじゃりばんばん』が流れてますよ💡
     💬寿司屋のメンバーは、みんなジョン・ウィックのファンをいう設定です😂

    モロッコに辿り着いたジョンはモロッコのコンチネンタルホテルの支配人であるソフィア(ハル・ベリー)に会いに行く。
    ジョンはかつてソフィアの娘を逃がす手助けをし、その時の誓印の貸しがあるため、ソフィアに協力を申し出る。
    その内容は、「主席連合の上に立つ首長に会うため、首長の居場所を知っていそうなベラーダに会わせて欲しい。」と言うものだった。
     💬ソフィアのジョンに対する態度が酷すぎて、ある意味面白いです🤠

    ベラーダはソフィアのかつてのボスであり、裏の世界で流通しているコインの鋳造所を仕切っていた。
    ソフィア(愛犬2匹も同伴)と共に面会しに行ったジョンに対し、ベラーダは「首長はこちらから見つけるのではなく、砂漠の端まで行き小犬座の一番明るい星を目指して死にかけるまで歩けば、首長の方から見つけてくれるかも知れない。」と告げる。
    また、ベラーダはジョンに情報を提供した見返りと忠誠の証として、ソフィアに対して犬を差し出すように要求するが、ソフィアが拒否したため、ベラーダは犬を撃ってしまう。
     💬防弾チョッキを着用しているとはいえ、ソフィアの愛犬が撃たれるシーンは心が痛みます😥
     💬ベラーダがワンコに股間を嚙まれるシーンで「ザマァ見ろ!」って思いました😎

    愛犬を撃たれたソフィアは激昂し、愛犬2匹とジョンと共に、ベラーダとその部下達を次々と抹殺していく。
    無事に鋳造所を脱出し、砂漠へ移動すると、ジョンはソフィアに誓印を返して一人で歩き始める。
     💬ベラーダの部下達との銃撃戦でワンコ達がめっちゃ活躍してくれます🐶✨

    その頃、寿司屋がバワリー・キングのアジトを襲撃し、バワリー・キングは部下達を殺された上に、(前作で)ジョン・ウィックに7発の銃弾を与えたことで、ゼロに7回切られてしまう。
     💬『寿司屋 VS ホームレス』は、寿司屋の圧勝でした😎

    ジョンは砂漠を歩き続けて意識を失って倒れるが、運良く首長の部下に発見されて首長(サイード・タグマウイ)に会うことに成功する。
     💬首長は砂漠の何もない所で生活してて、何が楽しんだろ?🤔

    ジョンは「妻との思い出を守るために生き続けたい。」と首長に伝え、首長は「主席連合に忠誠を誓い、ウィンストンを抹殺すれば暗殺命令を取り下げる。」と答える。
    首長は忠誠の証をジョンに要求し、ジョンは自分の左薬指を切り落として結婚指輪を差し出す。
    そして、ジョンは首長に命じられた『ウィンストンの抹殺』を実行するため、ニューヨークへ向かう。
     💬ジョンが薬指を切り落とすシーンはめっちゃ痛そうでした😧

    ニューヨークへ到着したジョンを寿司屋が襲い、ジョンは激しい戦いを繰り広げながらも、何とかコンチネンタルホテルに辿り着く。
    コンチネンタルの掟のせいで手を出せないでいるゼロは、「自分はジョン・ウィックのファンだった。」と伝えるが、ジョンに冷たくあしらわれてしまう。
     💬ゼロのジョンへの態度は『片思いしてる女子』みたいで面白いです🤣

    ジョンとウインストンは再開し、ジョンが自分を殺しに来たことを悟ったウィンストンは「自分は支配人を退任するつもりはない。友(ジョン)に撃たれるなら本望だ。」と伝える。
    そこに裁定人が現れて二人の意志を確認するが、ジョンは「彼(ウィンストン)を撃つ気はない。」と答え、ウィンストンは「退任するつもりはない。」と答える。
    二人の意志を確認した裁定人は、コンチネンタルホテルの聖域指定(殺しをしてはいけない場所)解除を要請し、これによってホテル内でも仕事(殺し)ができる状態になってしまう。
     💬ウィンストンのいるガラス張りのラウンジがめっちゃキレイです🌝

    聖域指定が解除されたコンチネンタルホテルに、主席連合の私設部隊が迫ってくる。
    私設部隊との戦闘に備えて、ジョンとシャロンが武装を開始する。
    シャロンはジョンに「最近は防弾が格段に進歩しています。」と伝えるが、ジョンは気にせずに私設部隊との戦闘を開始する。
     💬まさかシャロンが戦闘要員として活躍するとは思いませんでした!

    私設部隊との戦闘が始まり、想定外の防弾装備に苦戦し、次々とホテルの従業員達が倒されていく。
    ジョンとシャロンも苦戦を強いられ、金庫室に退避する。
    ジョンはシャロンに「防弾が進化したな。」と言い、火力の高い銃を持って再び戦闘に戻る。
     💬上述の防弾に対するシャロンの忠告と、金庫に戻ってからのジョンのコメントの繋がりがめっちゃ面白い🤣

    何とか私設部隊を全滅させたジョンは、寿司屋との戦いに向かう。
    ゼロの弟子に苦戦を強いられるも何とか倒し、最後はゼロとの一騎打ちで勝利する。
     💬一人で寿司屋全員相手に戦い続けられるジョンのスタミナに脱帽です🤠

    私設部隊と寿司屋を全滅させられ、危機感を感じた裁定人がウィンストンに協議を申し入れる。
    裁定人はウィンストンの支配人としての地位の保証と、ホテルの聖域指定を約束する代わりに、主席連合への忠誠を求める。
    ウィンストンは忠誠の証としてジョンを撃ち、ホテルの屋上から転落させる。
     💬友情よりも自分の立場を優先するウィンストンにガッカリする場面です😯

    裁定人がホテルを去る間際にジョンの遺体を確認しに行くと、ジョンの姿はそこにはなかった。
    ジョンはバワリー・キングの部下に助けられ、瀕死の状態で生きていた。
     💬とんでもない高さから落ちたのに死なないとは…ジョンは正に不死身ですね😎

    バワリー・キングに主席連合への復讐の意志があるかを聞かれたジョンは、中指を立てて「ああ。」と答える。
     💬次回作でのジョンの復讐劇に期待が膨らむ瞬間です🤠✨


    おまけコーナー

    💬アーネスト役のボバン・マリヤノヴィッチは、現役(2023年10月時点)のNBA選手で、身長が221cmもあるそうです🏀

    💬ゼロ役のマーク・ダカスコスは日本ではあまり有名ではないですが、色んなアクション映画に出演しているため、今作でもキレのいいアクションを披露してくれてます🤠

    💬ディレクター役のアンジェリカ・ヒューストンは、アダムス・ファミリー(映画)でウェンズデーのお母さん役を演じていた女優さんです👩

    💬首長役のサイード・タグマウイは、『G.I.ジョー』や『ワンダーウーマン』にも出演していましたね🙃


  • ジョン・ウィック:チャプター2

    平穏な暮らしには戻れない!

    日本公開日:2017年7月7日
    監督:チャド・スタエルスキ
    制作会社:ライオンズゲート、サンダー・ロード・ピクチャーズ
    配給:サミット・エンターテインメント、ポニーキャニオン

    ジョン・ウィック:チャプター2
    出典:映画『ジョン・ウィック:チャプター2』オフィシャルサイト(http://johnwick.jp/chapter2/)

    前作で復讐を果たしたジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)が再び裏の世界に引きずり戻されてしまいます。

    今作では裏の世界のルールや巨大組織『主席連合』などの存在が明らかになり、より深い物語が展開されます!


    あらすじとコメント

    ヨセフに盗まれた愛車『1969年式マスタング』の保管場所を突き止めたジョンは、愛車を取り戻すためにヴィゴの弟のアブラム・タラソフ(ピーター・ストーメア)のアジトに潜入する。
    アブラムの部下達との激しい戦いによって、愛車が廃車寸前の状態になりながらも、ジョンは何とか愛車を取り返して愛犬(前作のラストで引き取った犬)が待つ家に帰った。
     💬せっかく取り戻した愛車が廃車寸前の状態ってのが面白かったです🤣

    デイジー(前作で殺された愛犬)の仇を取り、愛車も取り戻したジョンは、再び平穏な生活を取り戻す。
    しかし、ジョンのもとにイタリア系犯罪組織『カモッラ』のサンティーノ・ダントニオ(リッカルド・スカマルチョ)が現れ、かつてジョンに手を貸した際に交わした誓印を差し出し、ジョンにある人物の暗殺を依頼される。
     💬ジョンがヴィゴに依頼された仕事を成功させた背景には、サンティーノの協力があったってことですね🤔

    誓印には『自分が困った時に手を貸してもらう代わりに、相手が困った時には必ず手を貸さなければならない』という掟があり、ジョンはサンティーノに借りがあるため、依頼を断れない状態であった。
    ジョンは今度こそ引退するためにサンティーノの依頼を断るのだが、誓印の掟を破ろうとした代償として、サンティーノに家を爆破されてしまう。
     💬サンティーノは家と一緒にジョンが爆死するリスクは考えなかったのか?🙄

    家を失ったジョンと愛犬は、コンチネンタルホテルを訪れる。
    ジョンは支配人のウィンストンに「誓印を交わした以上はサンティーノの指示に従え。」と言われ、コンシェルジュのシャロンに愛犬を預けてサンティーノのもとへ向かう。
     💬自分の家を爆破した人間の依頼を拒否できないってのも悔しいですね😠

    サンティーノはカモッラのボスになるために、父の跡を継いでボスになった姉のジアナ(クラウディア・ジェリーニ)を暗殺するようジョンに依頼する。
    ジョンはジアナと友人だったため依頼を拒否しようとするが、誓印の掟に従い依頼を引き受けることになる。
     💬タダでさえ引き受けたくない依頼なのに、自分の友人を殺さないといけないなんて…😥

    仕事(ジアナの暗殺)に備えて、ジョンはローマのコンチネンタルホテルを訪れ、武器や装備を調達する。
    ジアナは世界の犯罪組織を束ねる『主席連合』の就任式典に出席しており、ジョンはジアナが化粧直しで一人になったところに侵入する。
    ジョンが実の弟であるサンティーノの依頼で現れたことを知ったジアナは、「私は自分のやり方で死ぬ。」と言って自分の手首を切り、最後はジョンに頭部を撃ち抜かれて死亡する。
     💬友人が実の弟に依頼されて自分を殺しに来たって思うと、ジアナもかわいそうな立場ですね😥

    仕事を終えたジョンはジアナの護衛であるカシアン(コモン)と鉢合わせになってしまい、ジアナの護衛達に追われてしまう。
    ジョンはジアナの護衛を振り切るが、今度はサンティーノの護衛であるアレス(ルビー・ローズ)達から追われてしまう。
     💬この辺りから、視聴者のサンティーノへのヘイトがMAXに近くなります👿

    ジョンは激しい銃撃戦の末、アレス達からも逃れるが、カシアンに襲われてしまい死闘を繰り広げる。
    死闘の最中に偶然コンチネンタルホテルの敷地内に入ってしまったことで、ジョンとカシアンは一時休戦する(コンチネンタルホテル内での仕事はNGのため)。
     💬カシアンはジョンと互角に戦える程の戦闘力の持ち主でした!

    ホテルのバーで飲みながら、ジョンは今回の仕事の経緯についてカシアンに説明する。
    どんな理由であれ、自分の大事な人を殺されたことが許せないカシアンは、「楽に死なせる。約束しよう。」とジョンに言い、コインで酒代を払うと「俺の奢りだ。これはプロフェッショナルとしての礼儀だ。」と告げてその場を去る。
     💬筆者も個人的に「これはプロフェッショナルとしての礼儀だ。」って言えるようになりたいです😎

    その後、サンティーノは「実の姉を殺した人間を野放しにすれば自分の立場が危なくなる。」という理由でジョンに700万ドルの賞金をかけ、ニューヨーク中の殺し屋にジョンを狙わせる。
    殺し屋は公園や駅の構内等のあらゆる場所に一般人として紛れており、ジョンは行く先々で命を狙われてしまう。
     💬ただの一般人にしか見えない様な人達が、次々とジョンに襲い掛かって来るのがハラハラします😱

    ジョンは殺し屋達を返り討ちにしながら逃走を図るが、カシアンが現れて一般人が乗っている電車の中で一騎打ちになってしまう。
    激しい戦いの末、ジョンはカシアンの胸にナイフを刺し、「ナイフを抜けばお前は死ぬ。これはプロフェッショナルとしての礼儀だ。」とカシアンに告げて列車を降りる。
     💬カシアンとの戦いだけでなく、ジョンが返り討ちにした殺し屋の死体が駅のあちこちにあるのに、全然騒ぎにならないのが不思議🙄
     💬ニューヨーク市民は殺し合いを見るのに慣れているのか?🤠

    殺し屋やカシアンとの戦いで重傷を負ったジョンは、追っ手を振り切るために駅のホームレスにコインを渡し、コインを受け取ったホームレスがジョンを匿い、追っ手を始末した。
    ホームレスの正体は地下犯罪組織の一員で、バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)の部下であった。
     💬ホームレスすらも危険なので、バカにしたらやばいですよ!

    ホームレスの手当を受けたジョンは、サンティーノを野放しにする危険性と自分を助けるメリットをバワリー・キング伝え、1丁の銃と7発の弾丸を渡され、サンティーノの居場所に案内される。
     💬バワリー・キングは鳩を使ったアナログなネットワークで情報収集しているため、ハッキングや盗聴を心配する必要がないらしいです🐤

    サンティーノのいる博物館に侵入したジョンは、サンティーノの部下達を次々と始末しながらサンティーノを追い詰めていく。
     💬敵の銃をとっかえひっかえ奪いながら、次々と敵を倒していくジョンがカッコいい!

    アレスがサンティーノが逃げる時間稼ぎのためにジョンと対決し、その間にサンティーノはコンチネンタルホテルに非難する。
    アレスを倒したジョンはサンティーノの待つコンチネンタルホテルに向かう。
     💬アレスはサンティーノと違って正々堂々としてるから好感が持てます😎

    コンチネンタルホテルに現れたジョンに対し、サンティーノはホテル内で仕事(殺し)が禁じられているため、自分が絶対安全だと確信しジョンを挑発する。
    ウィンストンがジョンに帰るように促すが、ジョンは躊躇なくサンティーノを射殺し、シャロンに預けていた愛犬を連れて家に帰る。
     💬ジョンに対して「ホテル内で殺しちゃダメだ!」と思いつつも、「こんなクソ野郎(サンティーノのこと)はさっさと始末しちゃえ!」と思う自分(筆者)がいました🙄

    サンティーノに破壊された家で愛犬と佇んでいるジョンのもとにシャロンが現れ、「同行してほしい。」と伝え、ジョンをウィンストンの待つ公園に連れて行く。
    ウィンストンはジョンがコンチネンタルの掟を破ったため、罰則を与えるために呼び出したのだ。
     💬たとえジョン・ウィックでも、コンチネンタルの掟を破った罪は重かった🤕

    ウィンストンはジョンへの温情として誓印と1時間の猶予を与え、「1時間後にコンチネンタルのサービスを一切利用できなくなり、世界中の殺し屋達から狙われることになる。」と伝え、ジョンは「俺に近付く者は、例え誰だろうと必ず殺す。」と言い残し、愛犬と共に走り出す。
     💬もはや一般人なんているのか?ってくらいに殺し屋だらけなので、絶望的な状態で今作は終わりを迎えます😱


    おまけコーナー

    💬皆さんご存じの通り、バワリー・キング役のローレンス・フィッシュバーンも『マトリックス』シリーズでキアヌ・リーヴスと共演してますね😎

    💬駅の通路でジョンに襲い掛かるバイオリン奏者は、チャド・スタエルスキー監督の奥さんらしいです!

    💬公園でジョンに襲い掛かる巨漢は、山本山龍太という元大相撲の力士さんらしいです😲

    💬この世界では殺し屋に関する手続きをアカウント部という所で行っており、銀行口座を開設するような流れで暗殺命令や賞金が設定されます🤔

    💬コンチネンタルホテルは世界の色んな所に存在し、主席連合の傘下の様な位置付けで登場してきます🏨


  • ジョン・ウィック

    伝説の殺し屋の復讐劇!

    日本公開日:2015年10月16日
    監督:チャド・スタエルスキデヴィッド、デヴィッド・リーチ
    配給:サミット・エンターテインメント、ポニーキャニオン

    ジョン・ウィック
    出典:映画『ジョン・ウィック』オフィシャルサイト(http://johnwick.jp/first/index.html)

    キアヌ・リーヴスが『ガン・フー(格闘技と射撃を融合させた独特な戦闘スタイル)』を駆使する伝説の殺し屋を演じた、人気シリーズの1作目です。

    この映画の見所は、ジョン・ウィックの

    • スタイリッシュなアクション
    • 敵には必ず止めを刺す徹底っぷり
    • 絶対に目的を達成する執念深さ
    • 敵と認識しない相手には危害を加えない
    • メチャクチャ強いのに、傲慢さや嫌味なところが無い

    といった所でしょうか💡


    あらすじとコメント

    愛する妻ヘレンを亡くし、悲しみに暮れているジョン・ウィックの家に1匹の子犬が届けられる。
    子犬の名前は『デイジー』で、生前のヘレンがジョンの為に送ったプレゼントだった。
    ジョンは愛車の『1969年式マスタング』を乗り回すのが唯一の趣味だったが、ヘレンから託されたデイジーを可愛がるようになる。
     💬このデイジーがめちゃくちゃお利口さんで可愛いんですよ😍

    ジョンはデイジーを連れてガソリンスタンドで給油していると、隣で給油していたチンピラの一人がジョンの車に目をつける。
    チンピラが「その車をいくらで売る?」と尋ねるが、ジョンは「売り物じゃない」とあしらう。
     💬ザ・チンピラって感じの絡み方をしてきて嫌な感じです😤

    その日の夜、ジョンと一緒にベッドで寝ていたデイジーが急に走り出した。
    ジョンがデイジーを追うと、家の中にガソリンスタンドのチンピラ達が居て、後ろから襲われて気を失ってしまう。
    ジョンが目を覚ますと、冷たくなったデイジーが横たわっており、マスタングも無くなっていた。
     💬筆者も含め、動物好きな人にはとてもショッキングな場面です😢

    愛犬と愛車を同時に失ったジョンは、知人であるオーレリオ(ジョン・レグイザモ)の自動車整備工場を訪れる。
    ジョンはオーレリオから、チンピラのリーダー格であるヨセフ(アルフィー・アレン)がロシアンマフィアのボスの息子である事を聞き出し、『仕事(ヨセフの抹殺)』の準備を始める。
     💬オーレリオがヨセフを殴るシーンがスカッとしますよ!

    その頃、ロシアンマフィアのボスであるヴィゴ・タラソフ(ミカエル・ニクヴィスト)は息子ヨセフを呼び出して殴りつける。
    その理由は、『ヨセフが盗んだ車の持ち主がジョン・ウィックであること』だった。
     💬ヨセフはオーレリオにも父親にも殴られて、ザマー見ろって感じですね🥳

    ジョンはヘレンと出会う前は伝説の殺し屋として活動し、更に『バーで3人をたった1本の鉛筆で殺した』等の数々の伝説も持っており、『ブギーマン』『ババヤガ』と呼ばれ恐れられていた。
     💬この話を聞くと、鉛筆も立派な凶器になるんだと思い知らされますね😱

    ヴィゴはかつて、ジョン・ウィックに不可能と思われる仕事を依頼し、ジョンがその仕事をやり遂げたお陰で組織を大きくすることができたのだった。
    そのため、自分の息子がジョンを怒らせたことで、組織の存続が危なくなることを恐れていた。
     💬ジョンの正体はマフィアすらも震え上がる恐ろしい殺し屋でした😎

    ジョンが動き始める前に始末しようと考えたヴィゴは、部下達をジョンの家に送り込む。
    しかし、部下全員が返り討ちにあってしまい、ジョンを本気にさせてしまう。
    ヴィゴはジョンを抹殺するため、ジョンとヴィゴの共通の友人でもあるマーカス(ウィレム・デフォー)に仕事を依頼する。
     💬ウィレム・デフォーってめっちゃ悪役顔ですが、今回はかなりいい人です🧐

    仕事に取り掛かったジョンはコンチネンタルホテルでチェックインし、ホテルの支配人であるウィンストン(イアン・マクシェーン)に会いに行く。
    ウィンストンから『ホテル内では仕事(殺し)をしてはいけない』というコンチネンタルホテルの掟と、ヨセフの居場所を伝えられる。
     💬ホテル内では裏社会用のコインで様々なサービスを受けることが出来るのですが、ジョンは大量のコインを持っています💰

    ジョンは早速、ヨセフが潜伏しているクラブに潜入し、ヨセフの友人や手下を次々と葬っていく。
    仲間と入浴中だったヨセフは、ジョンの姿を見ると腰にタオルを巻いて逃げ始める。
    ジョンはヨセフを追い詰めるが、ヨセフの護衛・キリル(ダニエル・バーンハード)に妨害されて重傷を負ってしまい、ヨセフに逃げられてしまう。
     💬ヨセフが腰にタオルを巻いて逃げ回る姿は笑えますよ🤣
     💬ヨセフの護衛達との戦いでジョンの見事なガン・フーが披露されますよ!

    ホテルに戻ったジョンは、受付でコンシェルジュのシャロン(ランス・レディック)に医者を手配するように伝え、自分の部屋に戻って治療を受ける。
    治療が終わりベッドで休んでいると、向かいのビルの屋上からマーカスがスナイパーライフルでジョンを監視していた。
    しかしその時、ジョンの部屋に女暗殺者のミズ・パーキンズ(エイドリアンヌ・パリッキ)が侵入してきたため、マーカスはジョンの枕を狙撃し、それに驚いたジョンがパーキンズの侵入に気づいて攻撃を防ぐことができた。
     💬殺し屋なのにドアにカギをかけないジョンもちょっと間抜けですね🤔
     💬医者に手当てしてもらった傷跡をパーキンズに膝蹴りされるシーンが痛そうでした😧

    ヴィゴは暗殺者達に「コンチネンタルの掟を破ってでもジョンを抹殺できた場合には報酬を2倍にする」という条件で暗殺命令を出していたため、パーキンズは2倍の報酬目当てでホテル内でジョンを襲ったのだ。
    ジョンはパーキンズを返り討ちにしてヴィゴに関する情報を聞き出し、同じ階に泊まっていたハリーにパーキンズを拘束しておくよう依頼する。
    しかし翌日、パーキンズは拘束を解き、ハリーを殺して逃走してしまう。
     💬ジョンとハリーのダサい部屋着が見物です🧐

    パーキンズからヴィゴの弱みを聞き出していたジョンは、ヴィゴの個人資産が保管されている教会を襲い、個人資産を焼却してヴィゴを誘き出す。
    ジョンは教会に現れたヴィゴを襲撃するが、護衛達に妨害されて捕らわれてしまう。
     💬護衛のキリルがなかなかの強者で、ヨセフの逃走時にもジョンに重傷を負わせました🤔

    捕らわれたジョンは始末されそうになるが、またもやマーカスが狙撃で援護し、脱出を手助けする。
    脱出したジョンはヴィゴの車を襲撃し、「ヴィゴを殺さない代わりにヨセフの居場所を教え、ジョンへの暗殺命令も取り消す」という約束を交わし、ヴィゴから居場所を聞き出したことで、念願だった仕事の完了(ヨセフの抹殺)に成功する。
     💬ジョンのピンチを救ってくれるマーカスがカッコいいです!
     💬ヨセフは為す術もなくあっさり殺されます🤠

    仕事を終えたジョンは助けてくれたマーカスに礼を言い、元の平穏な生活に戻ることを告げるが、その会話の様子をパーキンズに見られていたのだった。
    ジョンの抹殺を依頼されていたにも拘わらず、マーカスがジョンを助けていたことをパーキンズから知らされたヴィゴは、部下と共にマーカスを襲って始末する。
     💬パーキンズの暗躍のよってマーカスが死んでしまうのが悲しい😥

    ヴィゴはマーカスを始末したことをジョンに伝え、怒ったジョンはマーカスのもとへ向かう。
    その頃、パーキンズはコンチネンタルホテルの支配人であるウィンストンに呼び出され、コンチネンタルの掟を破った罰として抹殺されてしまう。
    マーカスの亡骸を目撃したジョンのもとに、ウィンストンから「ヴィゴがヘリで逃げようとしている」という連絡が入り、ジョンはヴィゴを追いかける。
     💬コンチネンタルの掟を破るとどうなるかが判明する場面です😎

    ヴィゴの部下達を葬り、ヴィゴを追い詰めたジョンに対し、ヴィゴは銃を捨てて一騎打ちを申し出る。
    重傷を負いながらもヴィゴを倒したジョンは、「また会おう」という言葉を残してその場を去る。
     💬ヴィゴが見た目よりもちょっと強かったのが意外でしたが、ジョンに勝てるはずないですよね🤠

    瀕死のジョンは手当てをするために動物病院に侵入する。
    自分で応急処置を施したジョンは、そこで安楽死を待つ1匹の犬を見つけ、犬と共に歩き去っていくのだった。
     💬死を待つだけの犬をシレっと開放して連れて行くあたりが、ジョンのカッコよさをアップしてくれてます😎


    おまけコーナー

    💬オーレリオ役のジョン・レグイザモは昔、実写版のマリオ『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』にルイージ役で出演してましたね👷

    💬遺体の回収や現場の洗浄を行う掃除屋のチャーリーが登場するのですが、このチャーリー役のデヴィッド・パトリック・ケリーは『コマンドー』のサリー役で出演してました🤠

    💬ホテルでジョンの治療をしてくれる医者役のランドール・ダク・キムは『マトリックス リローデッド』のキー・メーカー役でキアヌ・リーヴスと共演してました😎

    💬キリル役のダニエル・バーンハードは、『マトリックス リローデッド』のエージェント・ジョンソン役で出演してました😎

    💬キアヌ・リーヴスと監督のチャド・スタエルスキは、『マトリックス』シリーズ時代からの古い付き合いらしいです🎬