ジョン・ウィック:パラベラム

伝説の殺し屋 VS 世界中の殺し屋!

日本公開日:2019年10月4日
監督:チャド・スタエルスキ
制作会社:ライオンズゲート、サンダー・ロード・ピクチャーズ
配給:サミット・エンターテインメント、ポニーキャニオン

ジョン・ウィック:パラベラム
出典:映画『ジョン・ウィック:パラベラム』オフィシャルサイト(https://johnwick.jp/chapter3/)

前作でコンチネンタルの掟を破り、世界中の殺し屋から狙われることになったジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)。
世界中の殺し屋に狙われる中、どのように生き残るのか。

今作ではジョンの逃走劇と、コンチネンタルホテルの危機が描かれます。
また、ガン・フーだけでなく、馬や犬等の動物と共闘する場面も見所です!


あらすじとコメント

コンチネンタルの掟を破ったことで追放処分になってしまったジョン・ウィックは、ウィンストンから与えられた1時間の猶予を使って逃走を図る。
ジョンはタクシーのドライバーにコインを渡し、「犬をコンチネンタルホテルに連れて行ってほしい。」と依頼する。
 💬タクシーの運ちゃんも、しっかりとワンコをホテルに送り届けてくれます🌝

ジョンはニューヨーク市立図書館を訪れ、本の中に隠してあった十字架と誓印を手にした直後、処分執行の時間になっていないにも拘らず、長身の殺し屋アーネストに襲われてしまう。
ジョンはナイフで刺されて怪我をしつつも、アーネスト(ボバン・マリヤノヴィッチ)を返り討ちにして図書館を後にする。
 💬図書館でドタバタやっているのに、誰も注意しに来ないのが不思議です🙄

処分執行の時間が迫る中、怪我の治療をするため、医者のドクのもとを訪れる。
ドクは時間ギリギリまで治療し、執行時間を迎えた時点で治療を止めてジョンを逃がす。
 💬ドクがジョンを逃がすときのやり取りが、シビアなのにかなり面白いです😆

次々と襲い掛かってくる殺し屋たちを武器や馬などを利用して返り討ちにしていき、ジョンを殺し屋として育て上げた『ルスカ・ロマ』という犯罪組織(表向きはバレエ団)を訪れる。
ルスカ・ロマを率いるディレクター(アンジェリカ・ヒューストン)にモロッコへ渡る手引きを依頼し、図書館で手にした十字架をチケットとして協力を得る。
 💬ジョンがどんな風に殺し屋として育てられたのか、このシーンでちょっとだけ分かります😎

一方、コンチネンタルホテルの支配人であるウィンストンのもとに、主席連合から派遣された裁定人が訪れる。
裁定人は『コンチネンタルホテルで仕事(殺し)が行われたこと』『ジョン・ウィックの処分執行まで1時間の猶予を与えたこと』を理由に、「7日間猶予を与えるから、支配人を辞めてホテルを去るように。」とウィンストンに告げる。
また、裁定人はジョン・ウィックに協力したバワリー・キングに対しても、「7日間の猶予を与えるから王座を降りるように。」と告げる。
 💬この裁定人が最後までめちゃくちゃ嫌な女なんですよ👿

裁定人は暗殺者集団(表向きは寿司屋)のもとを訪れ、「主席連合に背いた人間に報いを受けさせ、再び忠誠を誓わせる。」と言って、ゼロ(マーク・ダカスコス)とその弟子達を手駒にする。
そして、ルスカ・ロマは寿司屋(ゼロ達)に襲撃され、ディレクターは罰を受けて再び忠誠を誓わされる。
 💬寿司屋では『にんじゃりばんばん』が流れてますよ💡
 💬寿司屋のメンバーは、みんなジョン・ウィックのファンをいう設定です😂

モロッコに辿り着いたジョンはモロッコのコンチネンタルホテルの支配人であるソフィア(ハル・ベリー)に会いに行く。
ジョンはかつてソフィアの娘を逃がす手助けをし、その時の誓印の貸しがあるため、ソフィアに協力を申し出る。
その内容は、「主席連合の上に立つ首長に会うため、首長の居場所を知っていそうなベラーダに会わせて欲しい。」と言うものだった。
 💬ソフィアのジョンに対する態度が酷すぎて、ある意味面白いです🤠

ベラーダはソフィアのかつてのボスであり、裏の世界で流通しているコインの鋳造所を仕切っていた。
ソフィア(愛犬2匹も同伴)と共に面会しに行ったジョンに対し、ベラーダは「首長はこちらから見つけるのではなく、砂漠の端まで行き小犬座の一番明るい星を目指して死にかけるまで歩けば、首長の方から見つけてくれるかも知れない。」と告げる。
また、ベラーダはジョンに情報を提供した見返りと忠誠の証として、ソフィアに対して犬を差し出すように要求するが、ソフィアが拒否したため、ベラーダは犬を撃ってしまう。
 💬防弾チョッキを着用しているとはいえ、ソフィアの愛犬が撃たれるシーンは心が痛みます😥
 💬ベラーダがワンコに股間を嚙まれるシーンで「ザマァ見ろ!」って思いました😎

愛犬を撃たれたソフィアは激昂し、愛犬2匹とジョンと共に、ベラーダとその部下達を次々と抹殺していく。
無事に鋳造所を脱出し、砂漠へ移動すると、ジョンはソフィアに誓印を返して一人で歩き始める。
 💬ベラーダの部下達との銃撃戦でワンコ達がめっちゃ活躍してくれます🐶✨

その頃、寿司屋がバワリー・キングのアジトを襲撃し、バワリー・キングは部下達を殺された上に、(前作で)ジョン・ウィックに7発の銃弾を与えたことで、ゼロに7回切られてしまう。
 💬『寿司屋 VS ホームレス』は、寿司屋の圧勝でした😎

ジョンは砂漠を歩き続けて意識を失って倒れるが、運良く首長の部下に発見されて首長(サイード・タグマウイ)に会うことに成功する。
 💬首長は砂漠の何もない所で生活してて、何が楽しんだろ?🤔

ジョンは「妻との思い出を守るために生き続けたい。」と首長に伝え、首長は「主席連合に忠誠を誓い、ウィンストンを抹殺すれば暗殺命令を取り下げる。」と答える。
首長は忠誠の証をジョンに要求し、ジョンは自分の左薬指を切り落として結婚指輪を差し出す。
そして、ジョンは首長に命じられた『ウィンストンの抹殺』を実行するため、ニューヨークへ向かう。
 💬ジョンが薬指を切り落とすシーンはめっちゃ痛そうでした😧

ニューヨークへ到着したジョンを寿司屋が襲い、ジョンは激しい戦いを繰り広げながらも、何とかコンチネンタルホテルに辿り着く。
コンチネンタルの掟のせいで手を出せないでいるゼロは、「自分はジョン・ウィックのファンだった。」と伝えるが、ジョンに冷たくあしらわれてしまう。
 💬ゼロのジョンへの態度は『片思いしてる女子』みたいで面白いです🤣

ジョンとウインストンは再開し、ジョンが自分を殺しに来たことを悟ったウィンストンは「自分は支配人を退任するつもりはない。友(ジョン)に撃たれるなら本望だ。」と伝える。
そこに裁定人が現れて二人の意志を確認するが、ジョンは「彼(ウィンストン)を撃つ気はない。」と答え、ウィンストンは「退任するつもりはない。」と答える。
二人の意志を確認した裁定人は、コンチネンタルホテルの聖域指定(殺しをしてはいけない場所)解除を要請し、これによってホテル内でも仕事(殺し)ができる状態になってしまう。
 💬ウィンストンのいるガラス張りのラウンジがめっちゃキレイです🌝

聖域指定が解除されたコンチネンタルホテルに、主席連合の私設部隊が迫ってくる。
私設部隊との戦闘に備えて、ジョンとシャロンが武装を開始する。
シャロンはジョンに「最近は防弾が格段に進歩しています。」と伝えるが、ジョンは気にせずに私設部隊との戦闘を開始する。
 💬まさかシャロンが戦闘要員として活躍するとは思いませんでした!

私設部隊との戦闘が始まり、想定外の防弾装備に苦戦し、次々とホテルの従業員達が倒されていく。
ジョンとシャロンも苦戦を強いられ、金庫室に退避する。
ジョンはシャロンに「防弾が進化したな。」と言い、火力の高い銃を持って再び戦闘に戻る。
 💬上述の防弾に対するシャロンの忠告と、金庫に戻ってからのジョンのコメントの繋がりがめっちゃ面白い🤣

何とか私設部隊を全滅させたジョンは、寿司屋との戦いに向かう。
ゼロの弟子に苦戦を強いられるも何とか倒し、最後はゼロとの一騎打ちで勝利する。
 💬一人で寿司屋全員相手に戦い続けられるジョンのスタミナに脱帽です🤠

私設部隊と寿司屋を全滅させられ、危機感を感じた裁定人がウィンストンに協議を申し入れる。
裁定人はウィンストンの支配人としての地位の保証と、ホテルの聖域指定を約束する代わりに、主席連合への忠誠を求める。
ウィンストンは忠誠の証としてジョンを撃ち、ホテルの屋上から転落させる。
 💬友情よりも自分の立場を優先するウィンストンにガッカリする場面です😯

裁定人がホテルを去る間際にジョンの遺体を確認しに行くと、ジョンの姿はそこにはなかった。
ジョンはバワリー・キングの部下に助けられ、瀕死の状態で生きていた。
 💬とんでもない高さから落ちたのに死なないとは…ジョンは正に不死身ですね😎

バワリー・キングに主席連合への復讐の意志があるかを聞かれたジョンは、中指を立てて「ああ。」と答える。
 💬次回作でのジョンの復讐劇に期待が膨らむ瞬間です🤠✨


おまけコーナー

💬アーネスト役のボバン・マリヤノヴィッチは、現役(2023年10月時点)のNBA選手で、身長が221cmもあるそうです🏀

💬ゼロ役のマーク・ダカスコスは日本ではあまり有名ではないですが、色んなアクション映画に出演しているため、今作でもキレのいいアクションを披露してくれてます🤠

💬ディレクター役のアンジェリカ・ヒューストンは、アダムス・ファミリー(映画)でウェンズデーのお母さん役を演じていた女優さんです👩

💬首長役のサイード・タグマウイは、『G.I.ジョー』や『ワンダーウーマン』にも出演していましたね🙃


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