ジョン・ウィック:チャプター2

平穏な暮らしには戻れない!

日本公開日:2017年7月7日
監督:チャド・スタエルスキ
制作会社:ライオンズゲート、サンダー・ロード・ピクチャーズ
配給:サミット・エンターテインメント、ポニーキャニオン

ジョン・ウィック:チャプター2
出典:映画『ジョン・ウィック:チャプター2』オフィシャルサイト(http://johnwick.jp/chapter2/)

前作で復讐を果たしたジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)が再び裏の世界に引きずり戻されてしまいます。

今作では裏の世界のルールや巨大組織『主席連合』などの存在が明らかになり、より深い物語が展開されます!


あらすじとコメント

ヨセフに盗まれた愛車『1969年式マスタング』の保管場所を突き止めたジョンは、愛車を取り戻すためにヴィゴの弟のアブラム・タラソフ(ピーター・ストーメア)のアジトに潜入する。
アブラムの部下達との激しい戦いによって、愛車が廃車寸前の状態になりながらも、ジョンは何とか愛車を取り返して愛犬(前作のラストで引き取った犬)が待つ家に帰った。
 💬せっかく取り戻した愛車が廃車寸前の状態ってのが面白かったです🤣

デイジー(前作で殺された愛犬)の仇を取り、愛車も取り戻したジョンは、再び平穏な生活を取り戻す。
しかし、ジョンのもとにイタリア系犯罪組織『カモッラ』のサンティーノ・ダントニオ(リッカルド・スカマルチョ)が現れ、かつてジョンに手を貸した際に交わした誓印を差し出し、ジョンにある人物の暗殺を依頼される。
 💬ジョンがヴィゴに依頼された仕事を成功させた背景には、サンティーノの協力があったってことですね🤔

誓印には『自分が困った時に手を貸してもらう代わりに、相手が困った時には必ず手を貸さなければならない』という掟があり、ジョンはサンティーノに借りがあるため、依頼を断れない状態であった。
ジョンは今度こそ引退するためにサンティーノの依頼を断るのだが、誓印の掟を破ろうとした代償として、サンティーノに家を爆破されてしまう。
 💬サンティーノは家と一緒にジョンが爆死するリスクは考えなかったのか?🙄

家を失ったジョンと愛犬は、コンチネンタルホテルを訪れる。
ジョンは支配人のウィンストンに「誓印を交わした以上はサンティーノの指示に従え。」と言われ、コンシェルジュのシャロンに愛犬を預けてサンティーノのもとへ向かう。
 💬自分の家を爆破した人間の依頼を拒否できないってのも悔しいですね😠

サンティーノはカモッラのボスになるために、父の跡を継いでボスになった姉のジアナ(クラウディア・ジェリーニ)を暗殺するようジョンに依頼する。
ジョンはジアナと友人だったため依頼を拒否しようとするが、誓印の掟に従い依頼を引き受けることになる。
 💬タダでさえ引き受けたくない依頼なのに、自分の友人を殺さないといけないなんて…😥

仕事(ジアナの暗殺)に備えて、ジョンはローマのコンチネンタルホテルを訪れ、武器や装備を調達する。
ジアナは世界の犯罪組織を束ねる『主席連合』の就任式典に出席しており、ジョンはジアナが化粧直しで一人になったところに侵入する。
ジョンが実の弟であるサンティーノの依頼で現れたことを知ったジアナは、「私は自分のやり方で死ぬ。」と言って自分の手首を切り、最後はジョンに頭部を撃ち抜かれて死亡する。
 💬友人が実の弟に依頼されて自分を殺しに来たって思うと、ジアナもかわいそうな立場ですね😥

仕事を終えたジョンはジアナの護衛であるカシアン(コモン)と鉢合わせになってしまい、ジアナの護衛達に追われてしまう。
ジョンはジアナの護衛を振り切るが、今度はサンティーノの護衛であるアレス(ルビー・ローズ)達から追われてしまう。
 💬この辺りから、視聴者のサンティーノへのヘイトがMAXに近くなります👿

ジョンは激しい銃撃戦の末、アレス達からも逃れるが、カシアンに襲われてしまい死闘を繰り広げる。
死闘の最中に偶然コンチネンタルホテルの敷地内に入ってしまったことで、ジョンとカシアンは一時休戦する(コンチネンタルホテル内での仕事はNGのため)。
 💬カシアンはジョンと互角に戦える程の戦闘力の持ち主でした!

ホテルのバーで飲みながら、ジョンは今回の仕事の経緯についてカシアンに説明する。
どんな理由であれ、自分の大事な人を殺されたことが許せないカシアンは、「楽に死なせる。約束しよう。」とジョンに言い、コインで酒代を払うと「俺の奢りだ。これはプロフェッショナルとしての礼儀だ。」と告げてその場を去る。
 💬筆者も個人的に「これはプロフェッショナルとしての礼儀だ。」って言えるようになりたいです😎

その後、サンティーノは「実の姉を殺した人間を野放しにすれば自分の立場が危なくなる。」という理由でジョンに700万ドルの賞金をかけ、ニューヨーク中の殺し屋にジョンを狙わせる。
殺し屋は公園や駅の構内等のあらゆる場所に一般人として紛れており、ジョンは行く先々で命を狙われてしまう。
 💬ただの一般人にしか見えない様な人達が、次々とジョンに襲い掛かって来るのがハラハラします😱

ジョンは殺し屋達を返り討ちにしながら逃走を図るが、カシアンが現れて一般人が乗っている電車の中で一騎打ちになってしまう。
激しい戦いの末、ジョンはカシアンの胸にナイフを刺し、「ナイフを抜けばお前は死ぬ。これはプロフェッショナルとしての礼儀だ。」とカシアンに告げて列車を降りる。
 💬カシアンとの戦いだけでなく、ジョンが返り討ちにした殺し屋の死体が駅のあちこちにあるのに、全然騒ぎにならないのが不思議🙄
 💬ニューヨーク市民は殺し合いを見るのに慣れているのか?🤠

殺し屋やカシアンとの戦いで重傷を負ったジョンは、追っ手を振り切るために駅のホームレスにコインを渡し、コインを受け取ったホームレスがジョンを匿い、追っ手を始末した。
ホームレスの正体は地下犯罪組織の一員で、バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)の部下であった。
 💬ホームレスすらも危険なので、バカにしたらやばいですよ!

ホームレスの手当を受けたジョンは、サンティーノを野放しにする危険性と自分を助けるメリットをバワリー・キング伝え、1丁の銃と7発の弾丸を渡され、サンティーノの居場所に案内される。
 💬バワリー・キングは鳩を使ったアナログなネットワークで情報収集しているため、ハッキングや盗聴を心配する必要がないらしいです🐤

サンティーノのいる博物館に侵入したジョンは、サンティーノの部下達を次々と始末しながらサンティーノを追い詰めていく。
 💬敵の銃をとっかえひっかえ奪いながら、次々と敵を倒していくジョンがカッコいい!

アレスがサンティーノが逃げる時間稼ぎのためにジョンと対決し、その間にサンティーノはコンチネンタルホテルに非難する。
アレスを倒したジョンはサンティーノの待つコンチネンタルホテルに向かう。
 💬アレスはサンティーノと違って正々堂々としてるから好感が持てます😎

コンチネンタルホテルに現れたジョンに対し、サンティーノはホテル内で仕事(殺し)が禁じられているため、自分が絶対安全だと確信しジョンを挑発する。
ウィンストンがジョンに帰るように促すが、ジョンは躊躇なくサンティーノを射殺し、シャロンに預けていた愛犬を連れて家に帰る。
 💬ジョンに対して「ホテル内で殺しちゃダメだ!」と思いつつも、「こんなクソ野郎(サンティーノのこと)はさっさと始末しちゃえ!」と思う自分(筆者)がいました🙄

サンティーノに破壊された家で愛犬と佇んでいるジョンのもとにシャロンが現れ、「同行してほしい。」と伝え、ジョンをウィンストンの待つ公園に連れて行く。
ウィンストンはジョンがコンチネンタルの掟を破ったため、罰則を与えるために呼び出したのだ。
 💬たとえジョン・ウィックでも、コンチネンタルの掟を破った罪は重かった🤕

ウィンストンはジョンへの温情として誓印と1時間の猶予を与え、「1時間後にコンチネンタルのサービスを一切利用できなくなり、世界中の殺し屋達から狙われることになる。」と伝え、ジョンは「俺に近付く者は、例え誰だろうと必ず殺す。」と言い残し、愛犬と共に走り出す。
 💬もはや一般人なんているのか?ってくらいに殺し屋だらけなので、絶望的な状態で今作は終わりを迎えます😱


おまけコーナー

💬皆さんご存じの通り、バワリー・キング役のローレンス・フィッシュバーンも『マトリックス』シリーズでキアヌ・リーヴスと共演してますね😎

💬駅の通路でジョンに襲い掛かるバイオリン奏者は、チャド・スタエルスキー監督の奥さんらしいです!

💬公園でジョンに襲い掛かる巨漢は、山本山龍太という元大相撲の力士さんらしいです😲

💬この世界では殺し屋に関する手続きをアカウント部という所で行っており、銀行口座を開設するような流れで暗殺命令や賞金が設定されます🤔

💬コンチネンタルホテルは世界の色んな所に存在し、主席連合の傘下の様な位置付けで登場してきます🏨


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