ジョン・ウィック

伝説の殺し屋の復讐劇!

日本公開日:2015年10月16日
監督:チャド・スタエルスキデヴィッド、デヴィッド・リーチ
配給:サミット・エンターテインメント、ポニーキャニオン

ジョン・ウィック
出典:映画『ジョン・ウィック』オフィシャルサイト(http://johnwick.jp/first/index.html)

キアヌ・リーヴスが『ガン・フー(格闘技と射撃を融合させた独特な戦闘スタイル)』を駆使する伝説の殺し屋を演じた、人気シリーズの1作目です。

この映画の見所は、ジョン・ウィックの

  • スタイリッシュなアクション
  • 敵には必ず止めを刺す徹底っぷり
  • 絶対に目的を達成する執念深さ
  • 敵と認識しない相手には危害を加えない
  • メチャクチャ強いのに、傲慢さや嫌味なところが無い

といった所でしょうか💡


あらすじとコメント

愛する妻ヘレンを亡くし、悲しみに暮れているジョン・ウィックの家に1匹の子犬が届けられる。
子犬の名前は『デイジー』で、生前のヘレンがジョンの為に送ったプレゼントだった。
ジョンは愛車の『1969年式マスタング』を乗り回すのが唯一の趣味だったが、ヘレンから託されたデイジーを可愛がるようになる。
 💬このデイジーがめちゃくちゃお利口さんで可愛いんですよ😍

ジョンはデイジーを連れてガソリンスタンドで給油していると、隣で給油していたチンピラの一人がジョンの車に目をつける。
チンピラが「その車をいくらで売る?」と尋ねるが、ジョンは「売り物じゃない」とあしらう。
 💬ザ・チンピラって感じの絡み方をしてきて嫌な感じです😤

その日の夜、ジョンと一緒にベッドで寝ていたデイジーが急に走り出した。
ジョンがデイジーを追うと、家の中にガソリンスタンドのチンピラ達が居て、後ろから襲われて気を失ってしまう。
ジョンが目を覚ますと、冷たくなったデイジーが横たわっており、マスタングも無くなっていた。
 💬筆者も含め、動物好きな人にはとてもショッキングな場面です😢

愛犬と愛車を同時に失ったジョンは、知人であるオーレリオ(ジョン・レグイザモ)の自動車整備工場を訪れる。
ジョンはオーレリオから、チンピラのリーダー格であるヨセフ(アルフィー・アレン)がロシアンマフィアのボスの息子である事を聞き出し、『仕事(ヨセフの抹殺)』の準備を始める。
 💬オーレリオがヨセフを殴るシーンがスカッとしますよ!

その頃、ロシアンマフィアのボスであるヴィゴ・タラソフ(ミカエル・ニクヴィスト)は息子ヨセフを呼び出して殴りつける。
その理由は、『ヨセフが盗んだ車の持ち主がジョン・ウィックであること』だった。
 💬ヨセフはオーレリオにも父親にも殴られて、ザマー見ろって感じですね🥳

ジョンはヘレンと出会う前は伝説の殺し屋として活動し、更に『バーで3人をたった1本の鉛筆で殺した』等の数々の伝説も持っており、『ブギーマン』『ババヤガ』と呼ばれ恐れられていた。
 💬この話を聞くと、鉛筆も立派な凶器になるんだと思い知らされますね😱

ヴィゴはかつて、ジョン・ウィックに不可能と思われる仕事を依頼し、ジョンがその仕事をやり遂げたお陰で組織を大きくすることができたのだった。
そのため、自分の息子がジョンを怒らせたことで、組織の存続が危なくなることを恐れていた。
 💬ジョンの正体はマフィアすらも震え上がる恐ろしい殺し屋でした😎

ジョンが動き始める前に始末しようと考えたヴィゴは、部下達をジョンの家に送り込む。
しかし、部下全員が返り討ちにあってしまい、ジョンを本気にさせてしまう。
ヴィゴはジョンを抹殺するため、ジョンとヴィゴの共通の友人でもあるマーカス(ウィレム・デフォー)に仕事を依頼する。
 💬ウィレム・デフォーってめっちゃ悪役顔ですが、今回はかなりいい人です🧐

仕事に取り掛かったジョンはコンチネンタルホテルでチェックインし、ホテルの支配人であるウィンストン(イアン・マクシェーン)に会いに行く。
ウィンストンから『ホテル内では仕事(殺し)をしてはいけない』というコンチネンタルホテルの掟と、ヨセフの居場所を伝えられる。
 💬ホテル内では裏社会用のコインで様々なサービスを受けることが出来るのですが、ジョンは大量のコインを持っています💰

ジョンは早速、ヨセフが潜伏しているクラブに潜入し、ヨセフの友人や手下を次々と葬っていく。
仲間と入浴中だったヨセフは、ジョンの姿を見ると腰にタオルを巻いて逃げ始める。
ジョンはヨセフを追い詰めるが、ヨセフの護衛・キリル(ダニエル・バーンハード)に妨害されて重傷を負ってしまい、ヨセフに逃げられてしまう。
 💬ヨセフが腰にタオルを巻いて逃げ回る姿は笑えますよ🤣
 💬ヨセフの護衛達との戦いでジョンの見事なガン・フーが披露されますよ!

ホテルに戻ったジョンは、受付でコンシェルジュのシャロン(ランス・レディック)に医者を手配するように伝え、自分の部屋に戻って治療を受ける。
治療が終わりベッドで休んでいると、向かいのビルの屋上からマーカスがスナイパーライフルでジョンを監視していた。
しかしその時、ジョンの部屋に女暗殺者のミズ・パーキンズ(エイドリアンヌ・パリッキ)が侵入してきたため、マーカスはジョンの枕を狙撃し、それに驚いたジョンがパーキンズの侵入に気づいて攻撃を防ぐことができた。
 💬殺し屋なのにドアにカギをかけないジョンもちょっと間抜けですね🤔
 💬医者に手当てしてもらった傷跡をパーキンズに膝蹴りされるシーンが痛そうでした😧

ヴィゴは暗殺者達に「コンチネンタルの掟を破ってでもジョンを抹殺できた場合には報酬を2倍にする」という条件で暗殺命令を出していたため、パーキンズは2倍の報酬目当てでホテル内でジョンを襲ったのだ。
ジョンはパーキンズを返り討ちにしてヴィゴに関する情報を聞き出し、同じ階に泊まっていたハリーにパーキンズを拘束しておくよう依頼する。
しかし翌日、パーキンズは拘束を解き、ハリーを殺して逃走してしまう。
 💬ジョンとハリーのダサい部屋着が見物です🧐

パーキンズからヴィゴの弱みを聞き出していたジョンは、ヴィゴの個人資産が保管されている教会を襲い、個人資産を焼却してヴィゴを誘き出す。
ジョンは教会に現れたヴィゴを襲撃するが、護衛達に妨害されて捕らわれてしまう。
 💬護衛のキリルがなかなかの強者で、ヨセフの逃走時にもジョンに重傷を負わせました🤔

捕らわれたジョンは始末されそうになるが、またもやマーカスが狙撃で援護し、脱出を手助けする。
脱出したジョンはヴィゴの車を襲撃し、「ヴィゴを殺さない代わりにヨセフの居場所を教え、ジョンへの暗殺命令も取り消す」という約束を交わし、ヴィゴから居場所を聞き出したことで、念願だった仕事の完了(ヨセフの抹殺)に成功する。
 💬ジョンのピンチを救ってくれるマーカスがカッコいいです!
 💬ヨセフは為す術もなくあっさり殺されます🤠

仕事を終えたジョンは助けてくれたマーカスに礼を言い、元の平穏な生活に戻ることを告げるが、その会話の様子をパーキンズに見られていたのだった。
ジョンの抹殺を依頼されていたにも拘わらず、マーカスがジョンを助けていたことをパーキンズから知らされたヴィゴは、部下と共にマーカスを襲って始末する。
 💬パーキンズの暗躍のよってマーカスが死んでしまうのが悲しい😥

ヴィゴはマーカスを始末したことをジョンに伝え、怒ったジョンはマーカスのもとへ向かう。
その頃、パーキンズはコンチネンタルホテルの支配人であるウィンストンに呼び出され、コンチネンタルの掟を破った罰として抹殺されてしまう。
マーカスの亡骸を目撃したジョンのもとに、ウィンストンから「ヴィゴがヘリで逃げようとしている」という連絡が入り、ジョンはヴィゴを追いかける。
 💬コンチネンタルの掟を破るとどうなるかが判明する場面です😎

ヴィゴの部下達を葬り、ヴィゴを追い詰めたジョンに対し、ヴィゴは銃を捨てて一騎打ちを申し出る。
重傷を負いながらもヴィゴを倒したジョンは、「また会おう」という言葉を残してその場を去る。
 💬ヴィゴが見た目よりもちょっと強かったのが意外でしたが、ジョンに勝てるはずないですよね🤠

瀕死のジョンは手当てをするために動物病院に侵入する。
自分で応急処置を施したジョンは、そこで安楽死を待つ1匹の犬を見つけ、犬と共に歩き去っていくのだった。
 💬死を待つだけの犬をシレっと開放して連れて行くあたりが、ジョンのカッコよさをアップしてくれてます😎


おまけコーナー

💬オーレリオ役のジョン・レグイザモは昔、実写版のマリオ『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』にルイージ役で出演してましたね👷

💬遺体の回収や現場の洗浄を行う掃除屋のチャーリーが登場するのですが、このチャーリー役のデヴィッド・パトリック・ケリーは『コマンドー』のサリー役で出演してました🤠

💬ホテルでジョンの治療をしてくれる医者役のランドール・ダク・キムは『マトリックス リローデッド』のキー・メーカー役でキアヌ・リーヴスと共演してました😎

💬キリル役のダニエル・バーンハードは、『マトリックス リローデッド』のエージェント・ジョンソン役で出演してました😎

💬キアヌ・リーヴスと監督のチャド・スタエルスキは、『マトリックス』シリーズ時代からの古い付き合いらしいです🎬


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