シンジケートは壊滅していないかった!
日本公開日:2018年8月3日
監督:クリストファー・マッカリー
制作会社:バッド・ロボット・プロダクションズ、スカイダンス・プロダクションズ
配給:パラマウント映画
出演:トム・クルーズ、ヘンリー・カヴィル、レベッカ・ファーガソン
吹替キャスト:森川智之(イーサン・ハント)、DAIGO(オーガスト・ウォーカー)、甲斐田裕子(イルサ・ファウスト)

(https://paramount.jp/mi-dvd/index.html)

イーサン・ハント(トム・クルーズ)がヘリを操縦する姿が見どころの『ミッション:インポッシブル』シリーズの6作目🎥
核爆発を止めることが目的になっています。
前作『ローグ・ネイション』から話が繋がっており、ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)やイルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)も再登場😎
更に本作では『マン・オブ・スティール』等でスーパーマンを演じたヘンリー・カヴィルがイーサンの監視役として登場します💡
本作では本でミッション内容が通達されます📕
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あらすじとコメント
イーサンの元に新たなミッションが届く。
ミッション通達のメッセージは「IMFによってソロモン・レーン(ショーン・ハリス)が逮捕されてから2年が経ち、シンジケートの残党によって『神の使徒(アポストル)』という組織が結成されていた。
神の使徒はカシミールで天然痘を流行させる等のテロ活動を行っており、現在はジョン・ラークと言う謎の男に雇われている。
また、核兵器のスペシャリストであるデルブルック博士が行方不明になっており、神の使徒がある組織から3つのプルトニウムを買おうしている。
ラークがデルブルック博士に『人間が持ち運べるサイズの核兵器』を造らせる可能性があるため、神の使徒より先に3つのプルトニウムを回収しろ。」と言うものだった。
💬持ち運べる核兵器ってめちゃくめちゃヤバいですよね💣
イーサン、ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)、ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)の三人は、3つのプルトニウムを持っているギャングと取引しようとするが、取引の最中に神の使徒によってルーサーが襲撃され、ルーサーを救出する間にプルトニウムを奪われてしまう。
プルトニウムを奪われてしまったイーサン達は行方不明にないっていたデルブルック博士を確保し、デルブルック博士を欺いて、ジョン・ラークの手がかりを掴むことに成功する。
その手掛かりからIMFチームは『ラークが武器商人のホワイト・ウィドウからプルトニウムを買う』という情報を入手し、『取引場所になるパリのグラン・パレに侵入し、ラークに変装してホワイト・ウィドウと取引する』と言う計画を立てる。
💬デルブルック博士を欺く場面が、まさにスパイのやり方って感じで好きでした😎
CIA長官のエリカ・スローン(アンジェラ・バセット)は「イーサンを信用できない。」とIMF長官のアラン・ハンリー(アレック・ボールドウィン)に伝え、オーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)がイーサンの監視役として任務に同行する。
イーサンとウォーカーは飛行機からのHALO降下でグラン・パレの屋上に着地し、侵入に成功する。
💬ウォーカーは偉そうな態度の割に、HALO降下中に雷に打たれて気を失います🙄
侵入した二人はジョン・ラークに変装するため、ラークと思われる男を追跡し、トイレで隙を伺って気絶させようとするが、ラーク(仮)に気付かれて戦闘状態になってしまう。
イーサンとウォーカーの二人でラーク(仮)と激しい格闘戦を繰り広げるが、ラーク(仮)が想定外の戦闘力を持っていたため苦戦を強いられる。
💬ラーク(仮)は身のこなしが凄くて、MIシリーズでトップの戦闘力だと思いました👊
ウォーカーが倒され、イーサンもピンチに陥った時、イルサが現れてラーク(仮)を射殺する。
ラーク(仮)の顔面が損傷して変装用マスクが作成不能になってしまったため、イーサンは『ホワイト・ウィドウがラークの顔を知らないかもしれない』という可能性に賭けて、変装無しでラークに成りすまして取引場所に向かう。
中に入るとホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)が演説をしている最中だった。
偽ラーク(イーサン)がホワイト・ウィドウと接触した直後に他の武装勢力が乱入してきたため、偽ラークはホワイト・ウィドウと共に脱出する。
💬ホワイト・ウィドウは第1作目に登場した武器商人マックスの娘です💡
脱出後、偽ラークとウォーカーは交渉の席でホワイト・ウィドウから『ソロモン・レーンの身柄とプルトニウムの交換』を要求され、更に「3個あるプルトニウムの1個を先に渡す代わりに、パリで護送されるレーンの奪取を手伝ってほしい。」と依頼される。
二人は依頼を引き受けるが、レーン奪取時の被害を防ぐため、ホワイト・ウィドウの部下達を出し抜くことを計画する。
その後、ウォーカーはエリカとパリで密会し「ジョン・ラークの正体はイーサン・ハントである可能性が高い。」と伝える。
💬ウォーカーが必死にイーサン=ラークだと主張する姿がちょっと残念です🤣
レーン奪取計画が実行され、イーサンのチーム(ウォーカー含)が計画通りにホワイト・ウィドウの部下達を出し抜いてレーンを確保し、ホワイト・ウィドウの部下達やレーンの命を狙うイルサの妨害を受けつつも、ルーサーがレーンの首に仕込まれた発信器を取り出して逃げ切ることに成功する。
その後、偽ラークは再びホワイト・ウィドウと会うが、「プルトニウムが欲しければレーンの身柄だけでなく、邪魔をした女(イルサ)も引き渡せ。」と要求される。
💬この時点ではなぜイルサがイーサンの邪魔をするのかわからないので、とても困惑しました🤔
イーサンはイルサと再会し、イルサから「イギリスの内部事情がレーンから他国に流出するのを防ぐため、レーンを始末する必要があった。レーンを見つけるためにはジョン・ラークをホワイト・ウィドウに会わせる必要があったため、本当はパリでラークの護衛をしていた。潜入捜査でシンジケートの一員だった自分は危険人物として扱われている。」と告げられる。
💬前作に続き、イルサはとても苦しい立場なんですよね。めっちゃ同情しちゃいます😭
現時点でプルトニウムの保持数はIMFが1個、神の使徒が2個持っている状態になっている。
イーサン達は隠れ家でハンリー長官と合流するが、「ホワイト・ウィドウはCIAと裏で繋がっている。際にCIAからラークの正体がイーサンであると情報が入り、レーンをイーサンに任せるのは危険なのでCIAに引き渡す。」と告げられる。
イーサンは「CIAにレーンを任せるほうが危険だ」と言ってハンリー長官を麻酔で眠らせ、『ベンジーをレーンに変装させてホワイト・ウィドウに引き渡し、プルトニウムを手に入れる』と言う任務を強行する。
💬ここでのやりとりでは、完全にイーサン=ラークとして扱われてしまいハラハラしました💦
しかし、ここまでのイーサン達&ハンリー長官のやりとりは本物のジョン・ラークを見つけるための芝居であり、ラークの正体がウォーカーであることが判明する。
その直後、ラーク(ウォーカー)を確保しようとCIAの部隊が乱入してくる。
しかし、実はこのCIAの部隊は神の使徒であり、神の使徒との交戦中にウォーカーとレーンに逃げられ、更にハンリー長官が命を落としてしまう。
💬ここでもIMFチームが見事にウォーカーを欺きましたね!でもハンリー長官の死は悲しかったです😭
イーサンはベンジーの誘導でウォーカー達を追いかける。
なんとかウォーカーに追いつくが、ウォーカーから「俺を追えばジュリア(イーサンの元妻)が死ぬ。」と告げられて逃がしてしまう。
💬まさかここでジュリアが絡んでくるとは思いませんでした。ウォーカーのクソッタレ🤔
神の使徒は元々プルトニウムを2個持っており、ラークの暗躍によりホワイト・ウィドウを介さずレーンを奪還できたため、デルブルック博士が造った装置で2つの小型核爆弾を所持している状態になった。
(もしホワイト・ウィドウを介してレーンを奪還したとしても、最終的にウォーカーがプルトニウムを3つ入手できる計画だった)
実はレーンの首にはIMFの発信機が仕込まれており、レーンとラークがカシミールに向かったことを知る。
そして、カシミールには世界有数の水源があり、そこで核爆発を起こせば世界人口の3分の1に影響が出ることが判明する。
爆発を阻止するためには、起爆装置のキーを抜いた後に爆弾を解除する必要があった。
そして、カシミールに着いたイーサン達はジュリアと再会する。
実はカシミールで天然痘が流行した際にジュリアの医療チームが派遣されており、ラークはジュリアを人質にとる為に天然痘を利用したのだった。
💬ジュリアをカシミールに誘き寄せたやり方に関しては「ラークもちょっとはやるな🤔」って思いました😎
ラークにより起爆スイッチが押され、爆発のカウントダウンが開始する。
イーサンはラークから起爆スイッチを奪うためヘリに飛び乗り、爆弾の一つはルーサーが解除、もう一つはイルサとベンジーで見つけ出して解除することになった。
途中でジュリアがルーサーと合流し解除の補助に就く。
💬ルーサーの補助をしてる時のジュリアを見て「あぁ、流石はイーサンが嫁に選んだ人だな😆」って納得できました💡
イルサが民家で爆弾を発見するが、そこで待ち伏せしていたレーンに拘束されてしまう。
ベンジーがイルサを助けに行くが、レーンに返り討ちに遭ってしまいピンチの陥る。
イルサは何とか拘束を解いてレーンを倒し、イルサに助けられたベンジーが爆弾の解除に取り掛かる。
💬ここでのレーンの動きがめっちゃキレが良くて、ボスっぽさを感じました😎
その後、イーサンがラークを追い詰め、爆発寸前で起爆スイッチからキーを抜き、ルーサーとベンジーによって爆発が解除される。
再び逮捕されたレーンはホワイト・ウィドウを介してMI6に引き渡され、イルサも自由の身となった。
💬ようやくイルサも解放されて、イーサンと幸せになって欲しいって思える最後でした✨

レビュー
筆者はけっこーヘンリー・カヴィルが好きです😆
DAIGOを否定するわけではないんですが、個人的に吹替は星野貴紀が良かったですね🤔
そして、今回のジョン・ラーク(オーガスト・ウォーカー)は悪役としてはシリーズ1のポンコツだったと思ってます🤣
その理由としては
・飛行機からのHALO降下中に雷に打たれて気を失った時、イーサンが助けてくれなかったら死んでた。
・トイレでラーク(仮)と戦った時、イルサが現れなかったら死んでた。
・CIAからもラークであることを疑われていた。
と言ったところですかね🤔
ただ、イルサが葛藤しながらもイーサンの味方になってくれたり、前作では分からなかったソロモン・レーンの凄さが判明したのはとても良かったです😎
オススメポイント
🥚見どころ!
◆トイレでのラーク(仮)との格闘シーンがスゴイ!
◆ルーサーがイルサに「イーサンとジュリア」の話をする場面がジーンとくる!
◆終盤のレーンの動きのキレがスゴイ!
🥚こんな人にオススメ!
◆キレのいいアクションが見たい人!
◆スパイらしい騙し合いが見たい人!
◆第3作目のイーサンとジュリアの関係に思い入れがある人!
🥚ちょっとトリビア!
◆イーサンがウォーカーを追いかける途中でビルを飛び移るシーンがありましたが、そのシーンでトム・クルーズは足を骨折!医者から「リハビリに9ヵ月かかる」と言われたにも拘らず、トムはたったの6週間で撮影に復帰したそうです💦
◆トム・クルーズは2000時間以上も練習してヘリのライセンスを取得!なんとヘリの中では一人で操縦と撮影をこなしたそうです🚁
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